服とコスメをこよなく愛するものぐさライターが、〝時短〟と〝洒落見え〟を軸に導き出したコスメ最適解。第1回は、リカバリー不能なつけすぎクライシスを未然に防ぐ、リミッター付きチークをピックアップ!
ズボラで不器用、メイク時間10分でも、
オシャレな顔になりたい!コスメ偏愛ママライター・遠藤彩乃の
Auto matic(オートマティック)コスメ
忙しい朝、テクいらずで自動的にオシャレな顔にしてくれるコスメを、VERYは〝Automaticコスメ〟と命名します!
ぱっと見「色ついてない?」
超薄づきミルキーチークが
顔の長さを縮めてくれます
Celvoke
ヘルシーな肌でもコントラストがつきにくい絶妙な透け感ベージュ。
カムフィー ブラッシュ 03 ¥3,850(セルヴォーク)
LAURA MERCIER
薄づきチークの便利さに開眼した逸品。マットなピーチカラー。
ブラッシュ カラー インフュージョン 11 ¥4,180(ローラ メルシエ ジャパン)
rom&nd
見た目以上に肌馴染みがよく、肌のトーンを底上げするペールピンク。
ベターザンチーク N0.2 ¥1,290※編集部調べ(韓国高麗人参社)
☑︎パレットから急いで直づけてもつきすぎない!
☑︎加齢で気になる顔の長さを削ってくれる!
☑︎色づくというより洒落たニュアンスが出る感じ!
❝朝、慌てて使っても
失敗しらずで効果が出せる。
が、コスメ選びの条件です!❞
〝冬から春になる瞬間が正確にいつなのかわからないように、いつから好きかなんてわからないよ〟。韓国ドラマ『ロマンスは別冊付録』での、ウノの告白。まさにそんな恥ずかしさと困惑が入り混じった感覚で、いつからか〝あれ、チークが似合わない…?〟という変化にじんわり気がつきはじめたのです。ちょうど怒濤の乳児養育期を抜けるかどうかの35歳過ぎ。ポップな色のチークを無理矢理笑って高くしたポイントに入れるやり方では対応しきれないほど、近隣パーツの老化が進んでいたのでした。
それからは、自然なチークを求めて三千里。試行錯誤の末ついに白を混ぜたようなミルキーチークの勝率が高いことを突き止めました。大きめのブラシにひとはけ(セルヴォークは境目を無視して左から右へスライド)。手の甲にバウンドさせることなくオンしてOKです。小鼻の脇から楕円にふんわり入れることで余白が埋まり、程よい血色感も手に入ります。まだ薄暗いリビングで、こどものご飯を横目にメイクしても、失敗知らず。さりげない発色なので、服を選ばないのも推しポイントです。薄い! 薄すぎる! でも、盛れる…! ぜひ一度、騙されたと思って使ってみてください。
ライター遠藤彩乃
出版社にファッション誌編集者として勤務。出産後VERY STOREのECに転職後、フリーランスライターに。最近買ったコスメはスナイデルビューティの新作チーク・スキン グロウ ブラッシュ(03)。こちらも薄づきでお気に入り。
撮影/西原秀岳〈TENT〉(静物)、西崎博哉〈MOUSTACHE〉 取材・文/遠藤彩乃 編集/翁長瑠璃子
*VERY2023年9月号「新連載〝Automaticコスメ〟」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。