整理収納アドバイザーFujinaoです。「昔から部屋が散らかっていて片付けられない」という人もいれば「昔から整理整頓が得意!」という人もいます。そんな片づけ上手さんと散らかっている人。どんな行動の違いがあるのでしょうか?整理収納アドバイザーが解説いたします!
片づけが苦手な人の傾向って…?
整理収納アドバイザーFujinao(フジナオ)です。
私は今までお片づけサポートで数百軒のお家にお伺いさせていただきました。
お片づけが苦手、と感じている方が片づけやすくなるように家の仕組みや習慣の改善についてサポートさせていただくのですが、その中で「片づけが苦手な人の傾向」が見えてきました。
この行動の傾向がわかると「だから自分は片付けに苦手意識があったんだ!」というヒントになるかもしれません。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
片づけ上手さんと散らかっている人の行動の差
①家に入ってきたモノをすぐに始末する
家がいつも片付いている人は家に入ってきたモノをすぐに片づけます。
例えば買い物はその日のうちに開封して収納の中に。
子供が持ち帰ったプリントも出欠の返事をすぐに書いて提出します。
一方、部屋が散らかっている人はネットショッピングで届いた段ボールを何日も開封せずにそのままにしていたり、郵便受けに届いた郵便物を開封せずテーブルの上に置きっぱなしにしてしまうケースが多いです。
②1IN1OUTを守る
モノが増えない人は新しいモノを手にした時に古いモノをひとつ手放します。
例えば洋服ではハンガーの数を決めておき、買った分だけ手放すのでクローゼットの総量はいつも変わりません。
反対に、モノで溢れてしまう部屋に住んでいる人は新しいモノを買ってもつい古いモノも残してしまい、モノが増えすぎて片づけが大変になってしまう傾向があります。
③補修が必要になったモノをすぐに直すor手放す
例えばスカートの裾がほつれてしまった時。
モノを増やさない人はすぐに補修するか、「補修の手間をかけるくらいならば次を購入する」という判断をして潔く手放します。
一方、部屋にモノを溜め込む癖がある人は「いつかやろう」と思ってそのまま先延ばしに…。
そして「とりあえず今使う分」として新しいスカートを買ってきてしまいモノが増えてしまいます。
④一時的なモノにも定位置を作る
子供が夏休み前に持ち帰ったお道具箱や絵の具のセットなど。
片づけ上手さんは「夏休み明けに持って行く道具チーム」として定位置を作り1箇所で保管します。
片づけが苦手な人は空いているスペースにバラバラに押し込んでしまい休み明けに「あれはどこにしまったっけ?」と大捜索が始まります。
⑤「ながら片づけ」で散らかりを放置しない
家がいつも片付いている人は何かをするついでに部屋を片付けています。
例えばキッチンに行くついでにリビングテーブルの上のコップを片付けたり、玄関に郵便物を取りに行くついでにリビングにあった鍵を片付けるなど自分が移動するついでにちょこちょことモノを片付けます。
片づけが苦手な人は「後でまとめてやろう」と思って溜め込んでしまいます。
後でまとめてやる方が一見効率が良いように見えますが、多大なエネルギーが必要なので腰も重たくなりますし、「モノや片づけを溜め込む習慣」に繋がってしまうのであまりおすすめできません。