上がり眉で眉尻に毛がなく、キツく見られがちという読者が最新メークで優しげ美人に変身!その秘密は地眉を補正しながら「太らせる」ことにありました。毛がない、薄いからと言ってやみくもに濃くするのはNG。メークのコツをマスターしてふんわりやわらかな印象を手に入れて。
【眉悩み】キツく見られる地眉を補正したい
横山順子さん(47歳)主婦
すっぴん眉の状態。全体が細くて薄く、特に眉尻の毛がないことが悩み。地眉に沿って眉を描くとキツい印象になってしまいます。
眉が薄い、毛がない人のための【眉毛の太らせ方】とは?
3つの基本
・ メーク前に油分をしっかりオフする
・ 眉の形の土台を作るのはアイブロウパウダー
・ 眉の太さは目の縦幅の1/2くらいが目安
【眉毛を太らせる】メークを読者が実践
使用する眉メークアイテム
左:平面部分と先端部分の使い分けで太くも細くも自由自在。朝描いた眉が12時間持続。ロングウェア ブロー ペンシル05 ¥5,720(ボビイ ブラウン)右:エレガントで立体感のあるつややかな眉を演出。ジェルスルシル101 ¥3,850(クレ・ド・ポー ボーテ)
描き方は?
地眉角度が強いので弱めることを意識して眉山から眉尻までを描きます。ボビイのペンシルはぼかしやすく、パウダーっぽくなるので◎。キツい印象の眉山の角度をゆるめながら太らせて優しげに。
2:スクリューブラシで毛流れを調整
ブラシでぼかしつつ毛流れを整えます。眉頭は下から上へ、他は毛流れに沿うようにとかします。
3:眉マスカラで色味と毛流れを調整
眉尻から眉頭に向かって毛流れに逆らうようにつけたら、次に眉頭から眉尻へ向かってつけます。存在感のある眉に仕上がります。
ビフォーアフター
眉山のカーブがなだらかに補整することでソフトな印象に。
2023年『美ST』11月号掲載
撮影/山辺恵美子〈人物〉、大槻誠一〈静物〉 ヘア・メーク/榊 ひかる(Lila) 取材/山田正美 編集/長谷川千尋