誰かの家にお邪魔するときには、手土産を持参することが多いのではないでしょうか。しかし持っていった側が一緒に食べようと思っていても、そのときに出されない場合もあるようです。
『ママ友の家にお邪魔するので手土産にケーキを持っていったけれど、出してもらえなかった。みんなもそんな経験はある？』
ママ友への手土産にケーキを持っていっても、その場で出されなかった投稿者さん。せっかくママ友と食べようと思っていたのに……と残念な気持ちになってしまいますよね。でもそのような経験をしたことがあるママたちは他にもいるようです。逆に手土産をもらった側が出し忘れてしまうこともあるそうで、さまざまなコメントが寄せられています。
ママたちの手土産の苦い思い出
『地元のケーキ屋さんのケーキを買って持っていったら、それは出されずにコンビニのロールケーキを出された』
ママ友の手土産としてケーキを持参したのにお茶菓子として出されずに、コンビニのロールケーキが出てきたというママもいます。相手のママ友は、すでに用意していたお茶菓子を優先したのでしょう。ただママ友が出してくれたロールケーキがコンビニのスイーツだったので、もしかしたら価格の差だったり、持参したケーキ屋さんのケーキを食べたかったりと思うところがあったのかもしれません。ちょっとがっかりしてしまったようです。
『ママ友が家にきて一緒にお昼を食べて、コーヒーを出して、お腹いっぱいで帰った後のこと。冷蔵庫を見てケーキを出し忘れた！ となったことならある』
一方で手土産を受け取る側としては、うっかり出し忘れたことがあるというコメントも寄せられました。食事をした後はお腹も満たされて、手土産でもらったケーキの存在を忘れてしまうこともあるのでしょう。決してわざとではありませんが、ママ友との関係性によっては受け止め方が違ってきそうです。普段から仲良くしているママ友ならば笑い話にできるのかもしれませんが、今回の投稿者さんのように残念な思いをさせてしまうことも。
手土産を出すほうがマナー違反。そう思っていた！
『手土産をくれた人の前で、露骨に開けて見るのは失礼だと思っていた』
『「手土産を出すのはマナー違反」と言われて育った。こちらがおもてなし用のお菓子や果物を準備しておくものだって。けれど生もので数が多く、家で食べきれない場合は「今食べていい？」と持ってきてくれた人に聞いてから出すと教わった』
『手土産が生ものなら一緒に食べようと思うけれど……』
手土産をいただいた後ですぐに開封したり、そのお菓子でおもてなしをしたりするのはマナー違反。そういう考えもあるのでしょう。来客があるとわかっていれば、おもてなしをするためにお茶菓子などは用意しておきますから、そちらを出すのが礼儀になります。親がずっとそうしているのを見てきたり、親からそう教わったりした場合には、相手が持参した手土産を出すことはなさそうです。ただ「手土産を出すのはマナー違反」と思っていても、もし手土産がケーキやカットフルーツなど日持ちがしないものであれば、いただいたその場で出す場合も。お客さんをもてなす側のママたちは手土産の賞味期限を考えたうえで、出すかどうかの判断をすることもあるようですね。
手土産を出して欲しい場合は、どうすればいい？
『「一緒に食べようと思って持ってきたよ。お皿が汚れるけれどゴメンネ」とケーキを渡すときにアピールした？』
『そういうときは前もって「ケーキを買って行くから一緒に食べよう」と連絡しておく。向こうでも用意してくれていたら悪いし』
手土産を持っていった側が一緒に食べたいと思うならば、渡した相手にその旨を伝えてしまいましょう。「一緒に食べよう」と言えば、お茶菓子に出そうと思いますよね。あとは相手が用意してくれるものとカブってしまう可能性を考えて、遊びにいくことが決まった時点で手土産を持っていくと伝えるのもいいのかもしれません。
フランクな関係なら、マナーは気にせずもっと気軽に考えていいのでは？
『ママ友みたいなフランクな関係性なら出せばよいし、持参した方も「ケーキを食べよう！」と言えばいいと思う』
手土産を持っていく方はその場で食べようと考えていても、受け取る相手がマナー違反と思っている場合があることがわかりました。でも家にお邪魔するような関係性であれば、もっと気軽に考えてよいのではないでしょうか。手土産を持参する方も「一緒に食べよう」と伝えればいいですし、受け取った側も「美味しそうだから、すぐに出すね」と言って出すこともできますよね。
しかしもしママ友とそこまでフランクに付き合っていないならば、いただいた方は悩んでしまうもの。その場合には相手に出してもいいか聞くのも手です。ちょっと恥ずかしいと思うかもしれませんが「出してもらえなかった」と思われてしまうよりは、ずっといい関係性が作れそうです。
ママ友との関係性によって対応はさまざまかもしれませんが、せっかくの手土産ですからモヤモヤした気持ちを残さずに対応していきたいですね。
