塗り方次第でメイクの印象を左右するチークメイク。今回は、美容部員としてたくさんのお客様にメイクをしてきた経験を踏まえ、基本のチークの塗り方と、なりたい印象に合わせた塗り方を紹介します。ぜひ毎日のメイクの参考にしてみてください。
チークの選び方
チークにはパウダー、リキッド、練り状などさまざまなタイプがありますよね。
まずは、各チークの仕上がりについて解説します。
・リキッド:はっきりとした発色でみずみずしい仕上がり
・パウダー:ふんわりとした仕上がり
手軽に仕上げられ、商品としてはもっとも多い
・練り状:ツヤ感のある仕上がり
肌に密着するので乾燥肌にも◎
ほかのパーツのメイクとのバランスや肌質に合わせて選ぶと、チークがより映えますよ。
基本のチークの塗り方
まずは、基本のチークの塗り方を解説します。
・小鼻の高さより下には塗らない(顔が大きく見える原因に)
・黒目より外側に塗る
・斜め上に向かって楕円形にチークをいれる
小顔に見えて、笑顔の似合う血色感が出せる塗り方なので、覚えておきましょう。
【なりたい印象別】チークの塗り方
ここからは、なりたい印象別にチークの塗り方を紹介します。
パウダーチークをブラシで塗る方法でお伝えしますが、リキッドや練り状チークを使う場合は手で塗ってOKです。
自然な血色感を出したいときの塗り方
控えめで自然な血色感を出したいときは、ブラシにチークを取って手の甲などでブラシをなじませた後、小鼻の横あたりから真横に向かってチークを塗ります。
塗る範囲が広いので、チークの発色は少なめを心がけましょう。
ブラシを横向きに持つと塗りやすいですよ。
可愛い印象に仕上げたいときの塗り方
可愛い印象に見せたいときは、ブラシにたっぷりチークを含ませ、にこっと笑ったときに頬が高くなる部分の中央に丸く塗ります。
ブラシを縦に持って小さい円を描くようにくるくるのせると、ふんわりした印象の頬になれますよ。
シャープな印象に仕上げたいときの塗り方
輪郭をシュッとシャープな印象に見せたいときは、頬骨の外側からこめかみに向かって、なであげるようなイメージでななめ上方向にチークを塗ります。
直線を描くようにななめ上にブラシを動かすと、小顔効果に期待できますよ。
チークのカラーをブラウン系にすると、よりシャープな印象に仕上がります。
チークの塗り方をマスターしてメイクの幅を広げよう
基本のチークの塗り方と、なりたい印象別の塗り方をご紹介しました。
同じチークを使っても塗り方を変えると印象がぐんと変わるので、ぜひ参考にしてチークメイクをしてみてくださいね。
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