スキンシップから読み解く男性心理と独占欲のすべて

手をつないだり握ったりする行為は、あなたとの距離を縮め、信頼関係を築きたいという愛情表現です。しかし他人の前で手をつなぎたがる場合は「自分と彼女は特別な関係にある」ことを周囲にアピールしたいという心理も。

正面から体全体をギュッと抱きしめる行為は、愛しさからくるものといえるでしょう。自分の腕でパートナーを包み込むことで、安心感を得られるはずです。あなたの背後からハグをしてきたならば、「誰にも渡したくない」という、多少の独占欲が働いている可能性もあります。

頭を撫でるという行為は、あなたのことがかわいくてたまらないという愛情表現です。あなたも、小動物や小さな子供を見たとき、頭を撫でてあげたくなりませんか。男性はパートナーに対して、「愛しい」「守ってあげたい」という気持ちの表れとして、頭や髪を撫でるのです。

頬をそっと撫でたり、鼻の頭をツンと触ったりなど、顔に触れる行為も愛しさの現れです。顔はデリケートな部分であり、女性にとって大切な場所なので、友人関係ではなかなか触れないですよね。顔をわざわざ触ってくる男性は、あなたのことが好きで仕方ないといえます。

男性が女性の背中に触れるときは「エスコートしたい」「守ってあげたい」という心理が働いています。落ち込んでいるときに優しく背中を触られると、落ち着きますよね。背中に触れることで、頼りがいのある自分をアピールしているといえるでしょう。ただし、下着に触れる部分であったり、腰に近い場所であったりする場合は要注意です。あわよくばもっと触れたいという下心が隠れている場合も。

肩を抱き寄せる行為は、「ほかの男性に渡したくない」「彼女は自分のもの」という独占欲が働いている場合があります。特に知人の前や大勢の人がいる場面で肩を抱き寄せられたなら、二人の仲を周囲に見せつけたいと考えているかもしれません。肩に軽く触れたり、ポンポンと叩かれたりするだけならば、あなたと良い関係を築いていきたいという軽い愛情表現と考えられます。

腕を掴む行為は、独占欲に繋がっている可能性があります。腕を掴まれると、自然と男性の方を向いてしまいますよね。「自分のことを見てほしい」という想いがあると考えられます。もし、付き合いたてでまだ手をつないだことがないならば、「手をつなぎたい」「もっと触れたい」という気持ちが隠れている場合も。あなたから手をつないであげて、反応を見てもいいでしょう。

恋人でもないのに、胸を触ってくる男性はあまりいないでしょう。付き合っている彼氏や友達以上の関係にある男性が胸に触れてくる場合、性的欲求があると考えて間違いありません。ふざけた雰囲気だとしても、今すぐあなたと深い関係になりたいと考えています。あえてスキンシップとして胸に触れることで、自分は特別な男性なのだとアピールする狙いもあるかもしれません。

腰に手を回すのは、「相手を支配したい」という独占欲から来る行為です。女性にとって腰を触られる機会は、なかなかないものです。あえて腰に触れることで「彼女に自分を意識させよう」「自分だけのものにしたい」という男性心理が働いているといえます。また、腰に手を回してくる男性は、女性に慣れている場合が多いです。女性に拒否されないとわかっているから、大胆な行動ができるのだと考えられます。

付き合っている彼氏や、恋人候補の男性の独占欲が強くて、困っている女性もいるでしょう。愛されているのはうれしいけれど、時と場合によっては少し控えてほしいと思ってしまいますよね。どうすれば独占欲の強い相手と上手に付き合えるのか、解決法をご紹介します。

自信のなさやあなたへの愛情の大きさから、独占欲が強くなってしまう男性は多いです。まずは相手を不安にさせないために、あなたが言葉で愛情を伝えてみてください。「大好きだよ」「ずっとそばにいるよ」と伝えるだけでOKです。あなたの気持ちを知ることで不安な気持ちが少なくなり、独占欲が減少するかもしれません。

独占欲から来るスキンシップに対して、あえて甘えてみるのも効果的です。人前でのスキンシップが恥ずかしいなら、二人きりになったときでもOK。あなたが甘えることで、満足感や安心感を得られるはずです。「この人を守らなくては」という自立心が芽生え、過剰なスキンシップが減る可能性も。ただし、甘えすぎると独占欲をさらに強めてしまう可能性があります。バランスを見つつ、適度に進めていくといいでしょう。

独占欲の強い男性には、ちょっとした予定でも話しておくのがおすすめ。特に男性が関係することは、詳しく話してしまった方がいいでしょう。「今日の飲み会は男性も3人いるけれど、◯時には帰るね」「上司の◯◯さんから仕事の連絡が来たから、電話してもいい？」など、なるべく詳しく説明しましょう。隠し事がないとわかれば、独占欲が強い男性でも安心してくれます。少し面倒だと感じますが、続けていくうちに信頼を得られるはずです。