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医師に聞いた「意外と知らない、大人が喉を鍛える方法」簡単テクニック4選

のどの役割は呼吸・飲み込み・発声の3つ。この3つの機能は、のどと呼吸筋のトレーニングを行うことで高められます。トレーニングといっても隙間時間に簡単にできるものなので、楽しみながらトライしてみて!

「のどトレ&呼吸トレ」で、のどの機能が若返り、肺炎の予防に!

飲み込み力を高める方法その2は4種の「のど筋トレ」。食べ物などを飲み込むための筋力は加齢により低下してくるので、のど仏周辺の筋肉に負荷をかけるようなのど筋トレをすることで、それらの筋肉を鍛えることができます。

のど筋トレ紹介!

手とおでこの押し合い運動

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手のひらの下の方をおでこにしっかり当てる。そのまま頭を下方向に倒すように押し、手はおでこを押し戻すように力を入れて5秒間キープ。これを5~10回行う。

親指と顎の押し合い運動

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両手の親指を揃えて立て、顎の下にその親指の腹を当てる。下に向けて顎を力いっぱいに引き、親指は顎を押し戻すように力を入れて5秒間キープ。これを5~10回行う。

口角引き上げ運動

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顔を真っ直ぐ正面に向けて、奥歯を食いしばるように緊張させながら口を横に開き口角を上げる。「イィ~」と長く発声しながら10秒間キープ。これを5~10回行う。

寝たまま首持ち上げ運動

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①リラックスして仰向けに寝る。薄手のバスタオルを畳んで枕にするとやりやすい。
②①の姿勢から両肩を床に着けたままつま先を見るように頭だけ持ち上げて、その姿勢を30秒間キープ。次に①の姿勢に戻って30秒間リラックスする。これを5回繰り返し1セットとし、1日に2セット行う。*首の病気がある人や高血圧症の人はやらないように。

\教えていただいたのは/

池袋大谷クリニック院長 大谷義夫先生
日本呼吸器学会専門医・指導医。呼吸器疾患・アレルギー疾患・内科疾患・睡眠医療に従事。専門性が高く幅広い知識と歯切れよくわかりやすい解説で、テレビや雑誌などのメディアに多数出演している。

のどトレや生活術を解説した大谷先生の近著『「よくむせる」「せき込む」人のお助けBOOK』¥1,540(主婦の友社)

2024年『美ST』8月号掲載
撮影/加治屋圭斗 モデル/殿柿佳奈 ヘア・メーク/Sai スタイリスト/柿田たみか 取材/菊池真理子 再構成/Bravoworks,Inc.

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