大人のまぶたを任せるなら、やはりブラウンパレット!カラーブームを経て、ついに結論に辿り着いた今期。ただ、決して原点回帰ではなく、確かな進化を実感。クリアに発色する色と進化したパールを重ねるほどニュアンスと骨格が引き立ち、まぶたが蘇ります。今回はアイシャドウ部門2位のコスメでメイクをしてみました。
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【2024年下半期ベストコスメ・アイシャドウ賞2位】DIOR/ディオールバックステージアイパレット001
“品のいい囲み目元”に
「下段3色をアクセント使いに」(神戸さん)ディオール バックステージ アイパレット 001¥7,040(パルファン・クリスチャン・ディオール)
\神戸さん直伝/“今っぽい抜け感目元”のつくり方
塗り分けてふっくら目元に
ノースリーブニット¥64,900(ブランベール/ウールン商会)ピアス¥5,400(アビステ)
▶︎▶︎How to
3段目の真ん中の赤みカラーを目頭部分の窪みに入れることで血色感を出し、ふっくら感を演出。くすみ感のあるベージュで囲み目にし、地のくすみを立体感にいかして。
Q.どうすれば今年っぽいですか?
例えばメインカラーをアイホール全体に塗ったり、締め色を目頭から目尻まで塗ったり、“キッチリ”しすぎることで、美ST世代だと“やりすぎ”感が出てしまうもの。あえてラメは黒目の上下のみ、下まぶたのみ、メインカラーは目頭のみなど、カラーはポイントで使うことで、今っぽいクワイエット・ラグジュアリーさが出ます。囲み目メイクは、メインカラーと馴染ませカラーを組み合わせることで、さり気なく洒落感のある目元に。今年の傾向はどんなスキントーンにも馴染む、本当に使えるブラウンとそれを引き立てるラメカラーを取り入れたパレットが多い印象。テクニックフリーで骨格を際立たせて透明感を引き出す色味ばかりなので、是非手に取ってみて!
教えてくれたのは…ヘア・メイクアップアーティスト神戸春美さん
2024年『美ST』8月号掲載
撮影/古水良〈cheek one〉〈人物〉、Kent Chan〈静物〉 モデル/南里美希 ヘア・メイク/神戸春美 スタイリスト/中村智香子 取材/キッカワ皆樹 再構成/Bravoworks,Inc.