暑さが続く残暑でのメイク悩みは、ベースメイクがドロドロになるだけでなく、血色感まで汗で溶け出してしまうところ。血色感が失われたままだと、「疲れてる?」なんて聞かれてしまう原因に…。そんな時には、頬にもリップにも使えるマルチカラーを!1つバッグに忍ばせておくだけで、ササッとイキイキした印象を取り戻せます。
頬と唇、目元に淡いピンクをプラスするだけで印象激変
お直し前は、汗でおでこや頬がテカリ、血色感が消えることでクマやほうれい線も目立って老け見え…。マルチカラーを頬とリップにプラスすると、頬のハリとツヤが引き立ち、唇にナチュラルな血色が出てフレッシュさが宿ります。
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甘く繊細な血色感とシェルのような輝きを放つ、甘酸っぱいベビーピンク。頬にのせるとふわっと優しく発色して、クリーミーな質感がパウダリーに変化。THREE グラムトーンカラーカスタード 02 ¥3,300(THREE)
1.頬の高い位置に細長く入れる
広範囲に赤みを入れてしまうと、暑さによる火照りに見えてしまうため、チークを入れる範囲は狭めに。指先に少し取り、手の甲でなじませてから、頬の高い位置の黒目の下から横長に入れます。さらに何もついていない指で輪郭をボカして、立体的に仕上げて。
2.唇には2回重ねて塗る
指先に少量のマルチカラーを取り、トントンと叩き込んで輪郭から少しはみ出るようにオーバーリップに仕上げます。マットなカラーなので2回重ねて色を発色させて、フォギーな質感に。指に残ったもので鼻先、人中に赤みを入れると可愛らしさがアップします。
3.目の下にも綿棒でほんのり足して
目元がヨレていたら、綿棒で崩れをオフした後に、マルチカラーを下まぶたの黒目の下だけにON。下まぶたの崩れをオフすると、目の下の陰影がなくなる分中顔面が間延びした印象になるため、アイシャドウ代わりに細く入れて。これで目が潤んだように見えて、女性らしさとデカ目効果が!
全顔に血色が復活するとワントーンでまとまった美人顔に
あえて目元にも頬にもリップにも、同じほのかに青みを感じる淡いピンクを入れたことで、女性らしさを強調しながら涼しげな印象に仕上がります。
教えてくれたのは……ナディアさん(ヘア・メークアップアーティスト)
その人だけの美しさ、魅力や女性像を、細かな技術で力強く引き出していく「NADIAメーク」やニュアンスのあるヘアスタイルが得意。年齢を重ねるごとに変化していく、ありのままの自分を愛おしく思えるメークを提案。スキンケアからフルメークまで学べるオンライン講座も大人気!
【衣装クレジット】
ビスチェ¥9,350(ROSE BUD/ROSE BUD ルミネエスト新宿店)イヤリング¥7,980ネックレス¥16,500(ともにアビステ)
【ショップリスト】
アビステ 03-3401-7124
ROSE BUD ルミネエスト新宿店 03-5368-2767
撮影/楠本隆貴〈人物〉、前 千菜美〈静物〉 モデル/田村るいこ ヘア・メーク/ナディア スタイリスト/中村智香子 取材/門脇才知有 編集/浜野彩希