こんにちは、コスメ＆メイクライターの古賀令奈です。肌をキレイに若々しく見せるためにメイクをしているはずが、逆に老けて見えることはありませんか？ベースメイクは使用するアイテムの組み合わせ方や、塗る色・量などによって仕上がりが変わります。今回は、大人世代が気をつけたい、老け見えにつながるNGベースメイクをご紹介します。
1．下地もファンデも明るくなるものを使っている
ベースメイクではトーンアップ系のアイテムが多くみられます。肌を明るく見せる効果があり人気ですが、取り入れる場合は他のアイテムとの組み合わせ方が重要です。
ファンデーションの色選びでは、肌になじむ色と明るめの色のどちらかを選ぶ場面があるでしょう。このとき、トーンアップ系の下地を使う方は、肌になじむ色を選ぶことをおすすめします。
同じトーンアップ系の下地を使い、明るめのファンデーションとなじみ色のファンデーションを重ねた状態を比較してみましょう。
明るめのファンデーションのほうはキレイではあるものの、かなり明るい仕上がりになります。トーンアップ系に明るめのファンデーションを合わせると白浮きの原因に。
顔だけを見ていると気づきにくいかもしれませんが、首までみると顔と首の色の差が激しくなってしまいます。顔が白浮きしていると、一気に老けて感じられるもの。
明るくなるベースメイクアイテムは一つまでにしておくと、自然な若々しい仕上がりになるでしょう。
2．コンシーラーの色がなじんでいない
コンシーラーはシミや色ムラを隠すために使いますが、気になる部分を隠せたとしてもコンシーラー自体が目立っていると残念な印象を与えてしまいます。
とくに、目の下や頬に塗ったコンシーラーが暗く浮いていると、コンシーラー自体が老けて見える原因になる可能性が高いです。コンシーラーは肌の色だけでなく、使用するファンデーションの色と合わせることも重要です。
ファンデーションを変えるとコンシーラーの色が合わなくなる可能性があるため、組み合わせには注意しましょう。
複数の色を混ぜて色みを調整できるパレットタイプのコンシーラーなら、ファンデーションを変えたときも調整しやすいでしょう。
3．フェイスパウダーの量が多い
老け見えの原因として、ファンデーションの厚塗りがよく挙げられます。ファンデーションだけでなくフェイスパウダーの量にも注意しましょう。
暑い時期や汗ばむ時期は、サラサラに仕上げるためにフェイスパウダーを多く塗る方も多いかもしれません。しかし、フェイスパウダーを塗りすぎると、粉っぽさや厚塗り感が出て老けた印象に仕上がります。
フェイスパウダーは多く塗れば塗るほど崩れにくくなるわけではありません。ブラシやパフに粉を含ませたら、手の甲で余分な粉を落としてから塗布しましょう。肌にのせる前に粉の量を調節しておくことで、塗りすぎを防ぎやすくなります。
今回のメイクで使用したコスメ
左から
化粧下地：モイストラボ「コントロールカラー下地＜イエローグロウ＞（税込1,320円）
ファンデーション：ディオール「ディオールスキン フォーエヴァー スキン パーフェクト スティック」1N ニュートラル（税込7,370円）
コンシーラー：デイジーク「プロコンシーラーパレット」01 COVER（税込3,300円）
フェイスパウダー：コスメデコルテ「ルース パウダー」00 translucent（税込6,050円）
ベースメイクの方法次第で、老けて見えることもあれば若々しく見えることもあります。今回ご紹介したNGメイクに心当たりのある方は、ぜひお直しメイクを試してみてくださいね。
