［アウター選びチェックリスト］暖冬傾向な今年。今の自分の最適アウターを見つけよう！

毎年、コート選びには本気だけれど、昨今の暖冬傾向やシーズンレスアイテムのトレンドを考えると、もはや今までの選び方では通用しない様子。そこで、あらためてコートに求める自分基準を見直すべく、4タイプにわけてチェック項目をリストアップ！ チェックの数がいちばん多かったタイプが、今のあなたの最適アウター！

防寒性はさておき、きちんとキレイな印象と今っぽい軽やかさ、どちらも譲れない！
［CHECK LIST］
どちらかと言うと職場のドレスコードは厳しめ。
寒さには強いほうだ。
通勤中、乗り物に乗っている時間が長い。
何事にも好奇心旺盛である。
一日の中でアウターを脱ぎ着する回数が多い。
今季、自慢したいほどお気に入りのボトムを手に入れた。
2年以上アウターを新調していない。
小柄 or 華奢な体型だ。

秋と冬の区別があいまいになってきた昨今、急激に台頭してきたミドル丈コート。ジャケット感覚でさらりと軽やかに羽織るだけで、新しいバランスのおしゃれがかなう。ボトムとの合わせ込みで、トレンド感のある冬のコーディネートを楽しみたい。コート￥75900（ロンハーマン）・靴￥143000（フランチェスコルッソ）／ロンハーマン　Tシャツ￥10450／サードマガジン　パンツ￥71500／ショールーム セッション（サヤカ デイヴィス）　バッグ￥198000／J&M デヴィッドソン

インナーも体型もすべてを覆い隠しつつしなやかでカッコいい女を目指したい！
［CHECK LIST］
「可愛い」より「カッコいい」と言われたい。
朝に弱いほうだ。
近頃、肩こりが気になる。
極力1.5Lのペットボトルより重いものを持ちたくない。
冬の街をドラマチックに闊歩する人に憧れる。
できる限りボディラインは隠して生きていきたい。
高身長である。
幼い頃から何かに包まれる感覚に幸せを感じる。

中に何を着ていようと、どんな体型だろうと、ふんわり軽やかに覆い隠してくれる包容力満点なロングコート。長さがある分、とびきりの軽量感にこだわるのが“新しい世界”の条件。裾を悠々とひるがえしながら歩くのが真骨頂。コート￥143000／モールド（チノ）　オールインワン￥46200／アルアバイル　トップス￥12100／conte 青山店（conte）　バッグ￥37400／イレーヴ（アエタ × イレーヴ）　靴￥9900／プラステ

“軽い、暖かい、イージーケア”の機能にオンオフ両用のスマートさも欲しい！
［CHECK LIST］
真冬もコートの中はなるべく薄着で過ごしたい。
いかに小顔に見えるかを日々研究している。
休日はアクティブ派だ。
ダウンの便利さには惹かれるけれどスポーティなテイストは苦手。
私はズボラな人間だ。
「最新の高機能」という売り文句にめっぽう弱い。
キレイめ服もカジュアル服も好き。
「世の中暖冬って言うけど、そうでもなくない？」とひそかに思っている。

キルティングなしの「カオナシ」仕様なら、パディングコートならではの高機能はそのままに、モコモコせずにスタイリッシュな着こなしが決まる。コート￥110000／リトルリーグ インク（エブール）　カットソー￥14300／トラディショナル ウェザーウェアルミネ有楽町店（トラディショナル ウェザーウェア）　スカート￥33000／ボウルズ（ハイク）　バッグ￥45100／マディソンブルー　靴￥148500/アマン（ペリーコ）

主役になるアウターを一点投入してシンプルフェミニンを高感度に楽しみたい！
［CHECK LIST］
言われて嬉しい褒め言葉は「モテそう」より「洒落てるね」。
パンツよりスカートやワンピースを着ることが多い。
雑誌でよく見る「こなれ感」なるものを手に入れたい。
クローゼットの中がシンプルすぎてつまらない。
職場のドレスコードはゆるめ。
甘めな服が好きだけど、子どもっぽく見えるのはイヤ。
スタイルアップがおしゃれの最優先事項！
人生何事においてもメリハリが大事だと思う。

“ふわふわ”や“ツヤツヤ”などエレガントな素材使いで、ジャンパーのボーイッシュな印象をくつがえすデザインが豊富。今季はシンプルフェミニンな服と合わせて、キャッチーな対比を楽しんで。ジャケット￥85800／ボウルズ（ハイク）　パーカ￥51700／マディソンブルー　スカート￥29700／インターリブ（サクラ）　バッグ￥31900／エルディスト（プンティ）　靴￥33000／デミルクス ビームス 新宿（オートリー）

撮影／黒沼 諭〈aosora〉（人）、さとうしんすけ（物）　ヘア&メイク／河嶋 希〈io〉　スタイリスト／福田亜矢子　モデル／桐谷美玲、土屋巴瑞季　取材・文／東原妙子
※BAILA2024年12月号掲載