「卒園式や入学式当日の朝はバタバタしてしまうから、自分のヘアは特別なことをせずに盛りたい」というのがママの本音。そこで簡単に取り入れられるヘアアレンジアイディアをレングス別にご紹介します。くるりんぱやポニーテールを使ったり、カチューシャやヘアアクセに頼ったり。いつもの延長でセレモニーヘアは作れます!
【ショート編】
分け目を変えるだけ。顔にかかる前髪で大人顔に
撮影/金谷章平
アレンジが難しいショートも、いつもと分け目を変えるだけでセレモニースタイルに格上げできます。サイドパートにしたら、ライトサイド(髪が少ないほう)はタイトにして耳に掛け、ヘビーサイド(髪が多いほう)は顔にかかる長めの前髪をポイントにして特別感を演出。アイロンで全体を巻いておき、ウェットでスタイリング力のあるジェルを使うとセレモニー中もスタイルキープできます。
ハレの日こそトライしたい簡単リバーススタイリング
撮影/金谷章平
卒園式などの特別な日のために覚えておきたいのが、アイロンで作るリバーススタイリング。アイロンを縦に持って毛束の中間部分を挟んだら、毛先へアイロンをずらしながら後ろに向かって巻き込みます。3秒ほどキープしてからアイロンをはずすと、熱の力できれいなカールができ上がります。外向きに毛先がカールし、華のあるこなれた雰囲気に。
【ボブ編】
短くてもまとまる。Wくるりんぱで華やかアレンジ
撮影/甲野菜穂美
ボブのヘアアレンジは、長さが足りず苦戦しがち。そんな時は、上下ふたつに分けてくるりんぱを作るとセルフでも上手にできます。下の毛先は上のくるりんぱに隠すように留め、上の毛先はくるりんぱに沿わせてピンで留めるだけ。ボリューム感が出せて崩れにくいボブ向けアレンジです。仕上げにカチューシャを飾ると前から見ても寂しい印象になりません。
撮影/金谷章平
カチューシャは時間をかけてアレンジをしなくても、付けるだけで華やかになる便利なヘアアクセ。大切な日にひと手間かけてワンランク上のカチューシャスタイルを目指すなら、分け目を左右どちらかにずらし、前髪を斜めに流すと品よくまとまります。さらに毛先をアイロンで外ハネにしておくと手の込んだ印象に。顔まわりがすっきりするので、大ぶりのアクセもうるさくなりません。
【ロング編】
定番ハーフアップは頭頂部のボリュームと毛先のニュアンスで勝負
撮影/川﨑一貴〈Ajoite〉
時間がない朝に人気のハーフアップスタイル。ヘアアクセで留めるだけでもサマになりますが、毛束をねじってからゴムで結んだり、ゴムで結んでからくるりんぱにしたりして頭頂部にボリュームをもたせると、ハレの日にふさわしい華やかシルエットになります。前髪だけでなく下ろした髪も巻いておくと、動くたびに毛先が揺れてアクセ代わりに。