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鈴木えみさんと「清潔感」。肌・髪・服・香り、心地よい暮らしが美しさをつくる

みなさまから届いた質問やお悩みに、えみが真正面から向き合う大人気連載。今月は、何歳になっても変わらずキープし続けている、この秘密を紐解きます。

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えみはどう考えて、どう思う?
EMI SAYS...,

Q.清潔感を保つ秘訣は?

A.美容だけじゃなく
常に快適に心地よく暮らすこと

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キメの整った肌とサラサラの髪
普段から清潔感を保つようにしなきゃ!って思いながら生活をしているわけではないけれど、自分に手をかけることをサボってしまうと、途端に肌も髪も雑な印象になってしまう気がして。だから、肌のキメも髪のキューティクルもきちんと整った状態でいられるように、日々のスキンケアやヘアケアが大切なのかも。ちなみに、メイクの仕上がりの丁寧さも大事。まつ毛がダマになっていたりすると、古くなったマスカラを使っているのかな?って感じさせてしまいそうだしね。髪に関してはサラサラした質感が理想的。愛用アイテムは今月号のばっさー(本田翼さん)との往復書簡企画に載っているので、ぜひ見てね。

洋服や靴を定期的にメンテナンスする
肌や髪と同じく、お洋服も清潔感に直結するもの。ヨレや汚れはもちろんだけれど、毛玉やほつれも清潔感が半減して見える要素だと思う。だから、たまに毛玉風デザインのニットとかあるけれど、年齢を重ねた今は着られないかなぁ。基本的にお家で洗えるものはガンガン洗濯するけれど、それとは別でこまめにクリーニングに出すようにしてます。そもそも潔癖タイプだし、おうちに猫が4匹いるのもあって、なるべくキレイな状態で出かけたいので。それから、靴も! 底張りをして長くキレイに履けるようにしておいたり、傷ついたらリペアに出したり。今は、クリーニングと靴のリペアを同時に引き受けてくれるところに依頼しています。

“香り”を健やかに保つ
清潔感だけではないけれど、10代や20代のときは若さというか生命力でカバーできるものが色々とあると思う。でも、年々歳を重ねていくとそうもいかないので、私は香りも意識するようになりました。お気に入りの香水のマドエレンのRED MUSCをつけるのはもちろん、人間の匂いというか、皮脂とかも含めた匂いも気をつけたい。あれ?って感じたりするし。枕カバーは、さすがに毎日家族全員分を洗うのは大変だから、表2日、裏返して2日間の計4日間使ったら洗濯するように。ただ、バスタオルは1度濡れると雑菌が湧いちゃうので毎日洗濯が定番。ちなみに生乾き臭とかも絶対にイヤなので、縮まない素材の場合は60℃の水温で洗って殺菌効果も狙ってます。

生活感を感じさせすぎない
よく周りの人から「生活感がない」って言われるんだけど、何がそう思わせるのかなって今回考えてみたんです。スタッフさんに聞いたら「髪も服もメイクも、きちんと手をかけた感じがするからじゃない?」って言われて、先に話したことが結果的に清潔感があるように見える理由に繋がっているのかもしれないなって。それから、身の回りの要素が少ないのもあるのかも。身に着けるアクセサリーもシンプルだし、削ぎ落とすことが清潔感の秘訣だったりするのかもしれないよね。あとスタッフさんに言われたのが、「ガサツじゃないこと」。これは何となくそうか、と腑に落ちたかも。動きがドタバタするタイプじゃないし、大きな音を立てたりする方でもないし。総合して考えてみると、心地よく生活することを意識することが大事なのかもしれないよね。それが自然と、清潔感があると言ってもらえる要因に直結しているのかもしれないです。

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MAQUIA 6月号
撮影/山根悠太郎〈TRON〉 ヘア/Masaki Takada メイク/Arina Nishi スタイリスト/山王丸久美子 モデル/鈴木えみ(マキアミューズ) 構成・文/森山和子 企画/吉田百合(MAQUIA)
シャツ¥93500、中に着たニット¥64900/イザ(ヌメロ ヴェントゥーノ)
※本記事掲載商品の価格は、税込み価格で表示しております。

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