こんにちは、コスメ&メイクライターの古賀令奈です。「目力重視で若々しく見せているつもりだけど、なんだか老けて見えるような…」とお悩みではありませんか?その原因は、お気に入りのアイラインに潜んでいるかもしれません。今回は、若く見せるラインの引き方をご紹介します。
老け見えの要因が凝縮!?極太黒ラインはNG
40代の筆者が若い頃に流行したメイクといえば、極太黒ライン。当時のしっかりアイメイクも好きでしたが、やはり時代と年齢が変わると難しくなります。
近年のナチュラル発色のアイシャドウと黒アイラインを合わせると、ラインの存在感が目立ちすぎて浮いた印象に。メイクバランスも損なわれ、今っぽさを出しにくくなるでしょう。
また、アイラインが目立つことで、シワなどの隙間に入り込んだ場合にガタつきが目立つ原因になります。極太黒ラインのままでは時代と年齢を感じさせやすくなるため、今の時代や年齢に合わせたメイクにアップグレードしてみましょう。
まつ毛の隙間を埋めて目の輪郭を縁取れば、ぼやけた目元が自然にくっきり
ナチュラルに目をくっきり見せるコツは、ラインと感じさせないアイラインを仕込むことです。目の輪郭を縁取ることで、目が自然に強調されます。
目の輪郭を縁取るようにラインを仕込みたいときは、アイライナーでまつ毛の隙間を埋めればOKです。
まつ毛の隙間に点を打ちながらつなぎ合わせていくと、自然と目の輪郭を縁取ることができます。太くならないように気をつけて、自然なラインを目指しましょう。
このメイクで使用したのは、ノエビア「リキッドアイライナー」ブラウン(税込3,630円)。
コシのある筆だから狙った部分に点を打ちやすく、繊細なラインも思い通りの仕上がりに。ウォータープルーフ処方で汗や水、皮脂やこすれにまで強く、長時間美しいラインをキープできます。
目力を重視したいときは、目尻側にグレージュをプラス
自然なアイラインでは物足りないからといって、全体を太くするのは要注意。目頭側に太さが出ると違和感が出やすくなります。
自然さを保ちながら目力をアップさせるためには、目の輪郭を縁取ったあとに、目尻側にだけラインを足してみてください。
黒目の外側を起点として、目尻から3mm程度までグレージュのラインを重ねると、やりすぎ感を出さずに目の存在感をボリュームアップできます。
グレージュのラインは、キャンメイク「クリーミータッチライナー」11 クラウディーグレー(税込715円)を使用。
ブラウンがかったグレーで肌なじみがよく、強調させたい場面で使っても悪目立ちしにくいカラーです。落ちにくさにも優れており、夏でも美しいラインを保てます。
下まぶたにラインを入れるなら、血色の涙袋ラインがおすすめ
下まぶたにアイラインを引くと目の範囲が狭まって見える原因に。影が目立ちやすくなることもあるため、できるだけアイラインは引かないほうが無難です。
下まぶたメイクでアイラインを使うなら、血色のアイライナーで涙袋ラインを引くほうがよいでしょう。目元の明るさが失われることなく、目の縦幅が広く見えて存在感がアップします。
涙袋の下に、黒目の幅程度の血色ラインを引き、すぐに指やブラシで軽くぼかしましょう。ラインが目立ってしまう場合は、使用している明るいアイシャドウを重ねれば自然になじみます。
今回使っているのが、キャンメイク「3wayスリムアイルージュライナー」01 ピュアレッド(税込770円)。
透け感のある発色で、涙袋や二重の強調にも使いやすいようにつくられています。汗・皮脂・こすれに強いので、夏の使用にもおすすめです。