色みや入れる位置など、流行がどんどん移り変わるチーク。この秋のトレンドは、透け感&薄膜! パウダーの進化が可能にした繊細な色づきや光のレイヤーで、誰もが似合う“うすうすチーク”が簡単に実現。
色もツヤも、ほんのり薄づきが気分です
秋の頬は“うすうすチーク”
教えていただいたのは
ヘア&メイクアップアーティスト
笹本恭平さん
トレンドを掴みながら絶妙なバランス感覚でその人に合ったメイクを提案するテクニックに定評が。モデル、俳優からの指名も多数。
“美肌見せ”効果まで期待できるうすうすチークを味方につけて!
「秋のチークは繊細なヴェールで頬となじんで、“勝手に肌に帰っていく”ような感覚のものばかり。発色を調整しやすいから、テクニックがなくても自然と“うすうす”になり、チークの失敗が圧倒的に少ないはず。
血色感を宿すだけでなく、ハイライト効果や肌悩みをカモフラするコンシーラー的な役割まで果たすから、誰もが絶対取り入れるべき!」(笹本さん)
うすうすチーク4つのポイント
1.粉体や処方のアプデが目覚ましい。秋の最新チークを手に入れよ!
最新技術によって進化したパールやラメを採用することで、透けるようなクリアな色づきが叶うこの秋の最新チーク。ボテッと発色することもなく、重ねてもまったく濁らないから、誰が使っても失敗なく“うすうすチーク”が完成!
pHレベルに反応して色づく処方や光を秘めたマット質感など発色も多様化。(左)バックステージ ロージー グロウ スティック 063 ¥7040/パルファン・クリスチャン・ディオール (右)ブラーリング カラー ブラッシュ 07 ¥6600/SUQQU
2.チークの薄膜を生かす肌づくりを計算すべし!
うすうすチークを上手に発色させるには、“キャンバス”となる肌づくりをチークの質感によって変えるべき。ほわっとチークならベースメイクは隙なくきっちり、ツヤッとチークなら透明感重視、と下地を使い分けするのがおすすめ。
3.チークを入れる位置で印象をコントロールしよう!
まるで自らの血色のように見える“うすうす”だからこそ、どの位置が色づいているかで、見た目印象も変わる。大原則として、低めに入れるとあどけなさや抜け感、高めに入れるとフレッシュさやヘルシーさが宿る、と覚えて。
4.ぼかしパウダーの投入で肌なじみの精度を高めよ!
最新チークは、肌との一体感が出るなじみ系が多数。その上で、入れた色と肌との境目をぼかすためのパウダーのひと手間をさらに加えると、より一層肌なじみがアップ。チークと同系色&同質感のパウダーで、メイクの完成度を格上げ!
光のフィット感や毛穴ブラー効果など、パウダーも進化。(左)ブラッシュ N 959 ¥5060/NARS JAPAN (右)オールアワーズ ハイパールミナイザー 69 ¥9350/イヴ・サンローラン・ボーテ(8/22発売)
MAQUIA 10月号
撮影/菊地泰久〈vale.〉(モデル) さとうしんすけ(物) ヘア&メイク/笹本恭平〈ilumini〉 スタイリスト/黒崎 彩〈Linx〉 モデル/久間田琳加(non-no専属) 取材・文/前野さちこ 構成/髙橋美智子(MAQUIA)
リング¥5940/ロードス(ieLS) ブラウス/スタイリスト私物
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