［最先端スキンケアコスメ７選］「ロンジェビティ」とは？美容的な“健康寿命”を延ばす発想がトレンド！

2025秋、新作スキンケアの中からレッドカーペットにふさわしい優秀コスメたちをMAQUIAがセレクト。見どころや進化ポイントを徹底解説！

各メーカーの最新研究を搭載した“頭脳派”な新製品を招集。さすが、とうなる知見の宝庫にため息。

小田　最近の美容トレンドは「ロンジェビティ」。美容的な“健康寿命”を延ばす発想が広がっています。
安倍　ゲランはロンジェビティ研究の第一人者。オーキデ アンぺリアルのシリーズは誕生から流れを見てきていますが、期待値の高いアイテム。“頭脳派”コスメの今季の代表格だと思いました。
小田　ランコムのレネルジーの新美容液も面白い。レチノールとビタミンCというあまり相性のよくない成分を“シェアハウス”のようにボトル内に同居。プッシュして初めて混ざるのでどちらの成分も堪能できる。
安倍　アイケアの定義が変わってきたのもトピック。シワ改善のアイテムが増えたことで、目もとを含むシワは、シワ専門コスメの役割に。その分アイケアは眼輪筋など目もと周り全体へのアプローチにシフト。
小田　FASのザ ブラック リフト アイ クリームは成分も素材選びも秀逸。国産のパワー成分にも注目です。

“機能や効果が細分化され始めた！”
by安倍佐和子さん

by小田ユイコさん

皮膚のサーカディアンリズムを研究。日中と夜では肌の働きが違うことに注目し、それぞれに適した乳液が登場。クレポならではの“肌の知性”に着目した処方も健在。

（左）ハリ＆弾力を生み出す力をサポートし、角層深部まで満たす。125ml ￥17600
（右）日中の潤いをサポートし、ハリ＆弾力を守る処方に。SPF25・PA+++ 125ml ￥15400

美容成分をそれぞれ独立して内包できるランコム独自のパッケージによって、安定化が難しいレチノールとビタミンC、その2つの成分をサポートするX−ペプチドを同時配合。使うたびに新鮮な美容成分を肌へ届けることができる。レチノールはビギナーでも使いやすい処方設計に。ハリ、毛穴、くすみなど、複合的な肌悩み対策の手助けに。50ml ￥27830

［CLG］3テクノロジーを採用し、コラーゲンの「量・質・構造」へ同時に働きかけるクリーム。コラーゲンの生成促進・コラーゲン線維の構造をキープ、コラーゲンとエラスチンの結合強化など、ハリ肌の必須条件を守る処方。使い続けることで、年齢を重ねるとともに減少していくコラーゲンを積み立て貯蓄するようなアプローチで理想のパンっとした肌へ。50ml ￥14850

FAS独自の黒米発酵液のほか、京都産くぬぎ酵母エキスをキー成分として配合。ゆるんできた大人のまぶたに活力を与える。国産甘藻エキス、柑橘由来のグルコシルヘスペリジンという保湿成分が、潤ってふっくらとしたまぶたをサポート。さらにまつ毛ケア成分として京都産たけのこ皮エキスをプラスするなど、全方位の目もと悩みをカバー。15g ￥16500／シロク

“オーキデ”のクリームの6代目。細胞長寿の研究をし続けてきたゲランならではの最新知見を搭載し進化。ミトコンドリアを含む細胞長寿の核となるMAMsに着目。またバンダ・セルレアという蘭の生命力を活用し、オーキッド ロンジェビティ テクノロジーに昇華。老化要因の12の指標のうち9つにアプローチできる多機能化が早くも話題に。50ml ￥70400

睡眠中のダメージ修復に、バリア機能のサポートも含めて働きかける夜用クリーム。就寝中は一時的にバリア修復が乱れるタイミングがあることを発見。外的刺激による乾燥から肌を守り、潤いに満ちたふっくらとした肌へ導く。

そして美白有効成分もWで配合し、あらゆるダメージから肌を保護。リッチでなめらかなテクスチャーにもこだわりが。（医薬部外品）40g ￥132000

MAQUIA 11月号
撮影／さとうしんすけ　スタイリスト／山本瑶奈　取材・文／小田ユイコ　松井美千代　企画・構成／横山由佳（MAQUIA）
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