調理器具や食器に加え、ラップやティッシュなどさまざまな小物であふれるキッチンやテーブル周り。つっぱり棒があれば、そうしたアイテムを意外な場所に取りやすい状態で収納できますよ。つっぱり棒メーカー社長・竹内香予子さんの書籍『家中スッキリ片づく!「つっぱり棒」の便利ワザ』から、そのアイデアをご紹介します。
つっぱり棒メーカー社長の知識とアイデアを詰め込んだ本
整理収納アドバイザーの竹内香予子さん。2015年からは、つっぱり棒メーカー「平安伸銅工業」の社長も務めています。ご自宅ではなんと150本ものつっぱり棒を愛用。整理・収納だけではなく、スペースの仕切りやインテリアのディスプレイにと、さまざまな方法でつっぱり棒を使いこなしているそう。最近では「つっぱり棒博士」として、その活用方法を広く発信しています。
『家中スッキリ片づく!「つっぱり棒」の便利ワザ』は、そんな竹内さんの知識とアイデアが詰まった本。「つっぱり棒って、こんな使い方ができるの?」と驚かされ、「やってみたい!」と思う実例がいっぱいです。
今回は本の中から、キッチンやリビング・ダイニングのテーブル周りでの、つっぱり棒の意外な活用術をご紹介します。
キッチンの上部に、よく使うものを隠しつつ収納
キッチン上部の照明のあたりに、写真のようにくぼんだ場所はありませんか?ここにつっぱり棒を2本渡せば、ラップやアルミホイルなどの収納スペースが完成。ほかに、箱入りのキッチンペーパーやビニール袋などを挟めば、手を伸ばしてサッと取り出せます。
つっぱり棒にロール式のキッチンペーパーを通して使う手もあります。また、つっぱり棒にピンチつきのフックを取り付ければ、ふきんを下げて使うこともできますよ。
一人暮らしの狭いキッチンで特におすすめの使い方です。
テーブルの下にも収納スペースが出現
リビングやダイニングのテーブルにも、意外な収納スペースを作り出せます。
こちらのテーブルは、天板の裏につっぱり棒を取り付けてティッシュを収納。よく使うものの、テーブルの上に置くと生活感が出てしまうティッシュをうまく隠しています。
ダイニングテーブルの脚につっぱり棒を設置するのもおすすめです。写真のようにS字フックも利用しながら掃除道具を吊るしておけば、すぐ手に取って掃除ができます。足元に近いので目立ちにくいですし、おしゃれなアイテムを選べば目に入っても気になりません。
本にはほかにも、つっぱり棒を使ったさまざまな場所での収納方法が掲載されています。竹内さんのご自宅で使われている例もたくさん紹介されていて、真似したくなるものばかり。気になる方は、手に取ってみてくださいね。
photo / 株式会社 青春出版社
『家中スッキリ片づく!「つっぱり棒」の便利ワザ』
刊行:株式会社 青春出版社
定価:1,400円(税別)