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[第124回]7pay 誕生でnanacoはどう変わる?

セブン-イレブンやイトーヨーカドーを使っている方、今年の7月から要注意です。特にnanacoを活用していた人は変更点を確認しておきましょう。

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セブン-イレブンやイトーヨーカドーを使っている方、今年の7月から要注意です。特にnanacoを活用していた人は変更点を確認しておきましょう。

nanacoのポイント付与が少なくなる

セブン-イレブンやイトーヨーカドーなどでは、nanacoで支払うと100円(税抜)につき1ポイント獲得できます。これが、7月以降は200円(税抜)につき1ポイントと、今までの半分のポイントしか貯まりません。

また、クレジットカードのセブンカード・プラスの場合、セブン-イレブンやイトーヨーカドーなどでは200円(税込)につき3ポイント獲得できていましたが、200円(税込)につき2ポイントと、こちらも少なくなります。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

7payが開始

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nanacoやセブンカード・プラスでのポイントが減る一方、新しい支払方法が開始します。その名も「7pay(セブンペイ)」。

出ました、「○○ペイ」。今までも何度か書いていますが、7payもコード決済サービスの一つとなります。7payについては開始当初はセブン-イレブンのみが対象ですが、10月には7payアプリも開始し、セブン&アイグループ以外の加盟店でも利用できるようにするようです。

まず、セブン-イレブンアプリの7payに事前チャージします。これはnanacoと同じで、セブン銀行ATMや店頭レジ、各種クレジットカードからチャージできます。

続いて、セブン-イレブンのレジではバーコードを提示してスキャンしてもらうとチャージした金額から支払われ、その際200円(税抜)につき1ポイント貯まります。

ポイント還元率もnanacoと同じため、nanacoを使っていた人は従来通りnanacoを使えば良いでしょう。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

セブンマイルプログラムがリニューアル

ただ、還元率が0.5%であれば、他のカードを使った方がお得ですよね。ボーナス商品を考えなければセブン-イレブンでも楽天カードやYahoo! JAPANカードを使った方がお得です。

そうならないようなサービスも開始します。セブンマイルプログラムに登録していない利用者は今すぐ登録しておきましょう。

セブンマイルプログラムとは、3か月の期間中にセブン-イレブンやイトーヨーカドー、ロフト、アカチャンホンポなどで購入した金額に対してマイルが貯まるサービスとなり、獲得したマイルで様々な特典を受けられます。特に、貯まったマイルを使えるわけではなく、ステージの判定のみに利用されます。ステージが上がると、利用できる特典が増え、プレミアムなイベントの招待などが当たるサービスです。

このセブンマイルプログラムが2019年9月にリニューアルを予定しており、従来のマイル獲得方法ではなく、200円(税抜)につき1マイル貯まるようになります。このマイルがなんとnanacoポイントに交換できるようになるわけです。

つまり、セブンマイルプログラムに登録している場合は200円(税抜)につき1マイル(=1nanacoポイント)獲得でき、nanacoや7payで支払ったときに200円(税抜)につき1ポイント獲得できるため、合計200円(税抜)につき2ポイント獲得できると言うことです。

従来は100円(税抜)につき1ポイントだったため、端数分を考えると改悪となるわけですが、セブンマイルプログラムに登録しておいた方が確実にお得です。

ただし、7月から9月まではnanaco、セブンカード・プラスでのポイント獲得救済はありませんので、この期間は最低限の利用にしておきましょう。

ポイント交換案内サイト「ポイント探検倶楽部」を運営する株式会社ポイ探の代表取締役。さまざまなポイントやカード情報に精通し、テレビや雑誌等で活躍中。著書に『新かんたんポイント&カード生活』(自由国民社)等がある。

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