好きな人には、自分のことだけを見ていてもらいたい。彼がほかのものに関心を示していたら、嫉妬もするでしょう。その気持ちを分かって欲しいと思うかもしれませんが、伝え方を間違えると関係が悪化することも……。そこで、“彼氏に嫉妬したことを上手に伝える方法”について、女性たちに隠し技などを聞いてみました。
文・塚田牧夫
友だち伝いに
「彼を紹介してくれた男友だちがいるんですけど、その人に愚痴をこぼすことがあります。男友だちと彼は、たまに会っているみたいなので、自然と私の話になるでしょう。そのとき、私がどう思っているかを伝えてくれてるんじゃないかと……」ヒトミ(仮名)/29歳
気持ちを直接伝えると、重く思われ、大きな負担になってしまう場合があります。友だちを介すことでフィルターとなり、だいぶ緩和されて、相手も受け入れやすい状態になるかもしれません。
ペットとの会話で
「同棲している彼がいます。犬を飼っているんですね。私はよく、一人二役で犬と会話をするので、そのときに彼に対する嫉妬とか不満とかを交えることがあります。
“最近出かけてばっかりだよね”“うん、僕もそう思う”なんていう感じで。それをあえて彼が聞こえるようにやるんです」マスミ(仮名)/34歳
直接本人に気持ちをぶつけるのではなく、第三者との会話によって暗に伝えるわけですね。ペットがいない方などは、ぬいぐるみやマスコットなどを使ってもいいかもしれません。
心配を装う
「彼は友だちが多く、よく飲みに出かけます。そこには女の子がいることもあります。私としてはあまり行って欲しくない。でも、そう伝えるとウザがられる……。
なので、心配しているフリをするようにしました。“仕事で疲れてるのに大丈夫?”とか、カラダを気遣ってるように伝えます。すると、心配してくれてありがとうって感じになりますよ」フミ(仮名)/33歳
要は伝え方の問題ですね。不満をぶつけるような言い方だと、相手も反発します。心配しているような素振りをすれば、むしろ感謝されるでしょう。
歌にのせて
「彼に対して、嫉妬のような感情が芽生えたとき、私はそれを歌にのせて伝えています。嫉妬やヤキモチをテーマにした歌っていっぱいあるじゃないですか? それを口ずさむんです。
すると不思議と、思いが伝わるのか、優しくなるんですよね。お土産なんかを買ってきてくれることもあります」サキ(仮名)/29歳
歌を聴かせることで、サブリミナル的な効果が生まれるんでしょうか。嫉妬の感情を潜在意識に刷り込ませているのかもしれません。
“彼氏に嫉妬したことを上手に伝える方法”をご紹介しました。
変な伝え方をしてしまうと、彼を怒らせてしまう場合もあります。なるべく平穏な関係を保ちつつ、改心を促せるような、うまい方法を自分なりに見付けられるといいですね。
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