都合のいい女に成り下がってしまうのには、意識が原因になっているようです。詳しく聞いてみました。
神崎なつめ
付き合った相手が問題のある男性で、不幸な恋愛を繰り返してしまう女性はいるようです。なぜ、都合のいい女に成り下がってしまうのでしょうか。
fumumu取材班は、意識を変えたらうまくいくようになったという女性に、変えたポイントを聞いてみました。
①自分は魅力がないと思い込まない
「私は、家で褒められる経験がなくて…。自己肯定感がかなり低かったんですよ。だから、自分は魅力がない人間だと思い込んでいました。そんな考えだから、どんなにロクでもない男でも、『こんな自分でも愛してくれるんだ…』と思ってしまって…。
自分がその男性を好きかどうかなんて二の次で、愛してくれるだけで付き合う条件になっていました。こんな感じで、男のハードルが下がりすぎていたので、どんなにひどい人でも大切にしてしまっていましたね。でも、自分に自信がないのって相手に伝わるからこそ、いい男性に巡り会えなかっただけでした」(20代・女性)
②浮気を許さない
「今まで、浮気されることと別れることを天秤にかけていました。彼を好きだと、別れの方が辛いから、浮気を許してしまうんですよ。でも、それで精神状態が悪くなってしまい…。
とても疲れ切ってしまったので、彼とは別れることにしました。そして、新しい彼氏にも『浮気した瞬間別れるから』と半ば脅しで言いましたね。そしたら、緊張感が生まれたらしく、全く浮気をしませんでしたよ。飲みの場でも、当時の発言を思い出すらしいです」(20代・女性)
③ダメ男を好きになった自分を認める
「正直、相手がすごいダメで、自分が都合のいい女になっている自覚はあるんですよ。だから、決して彼らを肯定してるわけではありません。でも別れられないのって、いっときでもそんな人を好きになった自分を認めるのが辛いからなんです。自分を全否定してしまうのが怖いんですよね。
でいつまでもこのままではいけないと思って、あるとき、自分ルールを作って、それに外れたら別れるようにしてみました。おかげで、素敵な男子に出会えましたよ。いつまでもダメ男と付き合っていたら、出会いにも恵まれないですよね…」(20代・男性)
自分は価値がないという思い込みや、傷つくことへの恐れが、結果的に自分を苦しめているようです。未来にもっといい男性に会えると信じて、恋愛ができるようになるといいですね。
(文/fumumu編集部・神崎なつめ)