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付き合いきれねぇ…男がうざいと思う「こじらせ女子」の特徴5つ #18

「私がいなくても彼は幸せそう」。恋愛で不安モードになると、そんなふうに考える人もいると思います。でも人の幸せって、誰か人によるものでもないし、そもそもその思い込みは本当なのでしょうか?

文・おおしまりえ

【おおしまりえの恋愛道場】vol. 18

「私がいなくても彼は幸せそう」そんなネガティブな思い込みはどうして生まれるの?

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恋愛を続けていると、誰しも不安になったりハッピーになったりと、気持ちのアップダウンってあると思います。そんな時、ある女子は「私なんていなくても彼はきっと幸せなんだ」と、かわいく言えば拗ねるような、いじけるような対応をすることってないでしょうか。

ちょっとならかわいいものですが、本格的に「だから私の価値なんてない」とか「別れてしまおう」といったふうに落ち込むと、少し問題です。安心した恋愛を育むためにも、自分をおとしめて責め立てるような気持ち、少しだけやめていきませんか。

「私がいなくても…」献身系委ね女子の共通点

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「私がいなくても」と相手に過剰な献身さと委ねる気持ちを持つ女子たち。誰しも好きな人には献身的な気持ちを抱くものですが、行き過ぎている場合は注意が必要です。そこで、相手に委ねる気持ちが強すぎる女子に共通するポイントを上げてみましたので、自分を振り返ってみましょう。

・自分には価値がないと漠然と思う時がある
・自分がいない場所で、彼が楽しそうにしていると妙な孤独を感じる
・この人は私といて本当に楽しいのか? と疑問に思うことがよくある
・彼のテンションが違ったりすると、原因は自分にあるかもと毎回不安になる
・相手の期待に答えられないと、自分を責め立てて殴りたくなる

彼女たちに共通するのは「自分に対する無価値感」「相手に自分を委ねすぎる」「ダメな自分をすぐ罰する」という共通点です。その結果の行動として「私がいなくてもこの人は幸せなんだ」と、あるタイミングになると深く落ち込んでしまうのかもしれません。

人間は誰しもひとりぼっち、だからこそ彼と一体になりたがる

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「彼を幸せにしたい!」
「彼の幸せに私は必要ない!」

どちらも映画やドラマなどで聞いたことのあるセリフです。でも人間の本質を考えると、人間は誰しもひとりであり、誰かひとりの存在だけがその人の幸せをすべて形づくっているということはありえません。

人の手を借りないと生きられない赤ちゃんですら、母親の愛情だけでは幸せとは言い切れず、衛生的な環境や栄養のある食事など、物質的な豊かさがあって、始めて幸せな状態があるといえます。

つまり「彼は私がいなくても幸せなんだ…」という思い込みは、正解でもあり、不正解でもあります。

人はいろいろな人との人間関係や生活の中で幸せを感じます。恋人や家族など、親密な相手ほど、幸せに占める割合が大きいだけで、独占するということはありえません。むしろ独占してしまったら、それは “依存している” 状態で、健康的ではないのです。

「事実」と「思ったこと」、「気持ち」に分けてみよう!

安定的で健康的な幸せとはどんな状態なのか。それはまず自分自身で幸せを実感し、そのうえで相手を幸せにしたいと思えることです。とはいえ、人間いつだってそんな安定した状態ではいられないものです。

そこで、「私がいなくたって…」という波が来た時、心を落ち着かせる方法を今回は1つご紹介します。それは出来事を「事実/思ったこと(思考)/気持ち」の3つにわけてみることです。

<例>
事実:彼とは付き合って半年。
事実:彼がしょっちゅう友達と飲み会に行き、デートの予定が立てられない
気持ち:私は彼と会えなくて寂しい
事実:最近彼からのLINEの頻度も下がっている
思考:もう私への気持ちが離れてしまったのかもしれない
思考:彼は私がいなくても楽しそう
思考:きっともう別に気になる人もいるのかもしれない
気持ち:私は凄く悲しくて、孤独感を覚える

いかがでしょう。よくある女子が寂しがるシチュエーションで分類してみました。出来事を文字にし、そして整理することで、ある程度の距離を取ることができ、実は「私がいなくても彼は幸せそう」は思い込みであることが冷静に受け止められるのではないでしょうか。

そしてこういった分類をしたら、やるべきことは2つあります。

1つは「私は彼と会えなくて寂しい」「私は凄く悲しくて、孤独感を覚える」という気持ちを彼に伝え、彼の考えや気持ちを聞くことです。そしてもう1つは、こういった寂しい状況になると、「私は嫌われている、必要ない」という思考に陥りやすいというクセを自覚することです。

彼に気持ちを怖くて伝えられなくても、自分のクセを把握し、そして変えていこうとするだけで、関係性は大きく変わっていきます。できることろから始めてみましょう!

ひとりひとりで見える世界がちょっと違うように、あなたに見える世界とは、自分の思考や感情、心が映し出した世界です。「彼の心が離れている」「彼は私がいなくても幸せそう」「だから自分は価値がない」こんな気持ちは、全部あなたの中が作り出す、思い込みの無価値感です。彼や状況など外の世界を無理やり変える前に、見る側の視点を変えることが、幸せになる大事なポイントなのです。

おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト

10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。

http://oshimarie.com

Twitter:https://twitter.com/@utena0518

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