SNSで見たグルメやスイーツの見た目やパッケージが可愛いと、つい食べてみたくなりませんか? SNSにアップするとつい目を奪われて、思わず“ジャケ買い”をしてしまいそうな見た目やパッケージの商品をご紹介するこの連載。第12回目は、ゼリーの中を色鮮やかな金魚が泳ぐ、見た目からも涼しげな「金魚」です。
SNSで見たグルメやスイーツの見た目やパッケージが可愛いと、つい食べてみたくなりませんか? SNSにアップするとつい目を奪われて、思わず“ジャケ買い”をしてしまいそうな見た目やパッケージの商品をご紹介するこの連載。第12回目は、ゼリーの中を色鮮やかな金魚が泳ぐ、見た目からも涼しげな「金魚」です。
季節限定の「金魚」は爽やかなマスカット味
今回ご紹介する「金魚」を販売している「宗家 源 吉兆庵」は、銀座に本店を構える和菓子店。「金魚」は季節限定の和風ゼリーで、毎年6月上旬から、8月中旬ごろまで販売されています。
綺麗な朱色が鮮やかな金魚は羊羹でできています。ひとつひとつ、丁寧に型抜きがされた二匹の赤い金魚の姿は、まるで夏祭りの金魚すくいを思い出させて、懐かしい気分にさせてくれます。
金魚を包み込むのはマスカット味のゼリー。金魚に添えられた小豆の上品な甘さと、ゼリーの甘酸っぱさに包まれた羊羹が、豊かな食感をもたらしてくれます。
瑞々しい金魚の姿をより一層、際立たせるのなら、アイスクリーム皿のような、底が浅くて透明で、持ち手の部分が長い皿を選んでみてください。手で器を持ちながら、横から見ても、上から見てもプルプルとした透明なゼリーの涼感を目から楽しめます。ゼリーをすくうスプーンも、ステンレスよりも木のスプーンの方が、金魚が泳いでいるような優しさを感じられそうです。
「金魚 5個入」は、金魚鉢のようなデザインのパッケージに入っています。スワトウ刺繍という、最高級の刺繍が施されています。オーガンジーの透け感が涼しげな3個入もあります。
暑い日の手土産に、見た目から涼しげな「金魚」は、場所や相手を選ばず喜ばれそうです。カップルや夫婦間では、仲良く泳ぐ金魚の姿に「ありがとう」などのメッセージカードを添えて、ちょっとしたサプライズにも使えそうです。
美味しさが引き立つおすすめの飲み物
和菓子を食べる時には、日本茶やほうじ茶などがあいますが、この「金魚」には、冷やした甘口ワインを合わせてみてはいかがでしょうか。マスカットの少し酸味が効いた甘みと、コクのある白ワインを合わせたら今までとは違った食べ方ができそうです。
冷やしたワイン以外にも、この季節にお薦めなのがアイスティー。温かい紅茶よりも、アイスティーはさっぱりとした口当たり。マスカットの爽やかな酸味や、羊羹でできた金魚の少し弾力のある食感とよく合います。
涼菓子は、まさにこの季節ならではのお楽しみ。見ているだけで暑さもクールダウンできそうな「金魚」。もしも店頭で見かけたら、無くなってしまう前に、ぜひその味を試食してみてください!