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運命の相手はたくさんいる…!?「彼氏ができる」簡単な思考法 #29

運命の相手。スピリチュアルの世界では「ソウルメイト」なんて言われることもありますが、女性の中にはこの運命の相手に過剰な期待を寄せる人がいます。でも運命の相手って、いったい何者なのでしょう。

文・おおしまりえ

【おおしまりえの恋愛道場】vol. 29

運命の相手症候群! なぜか白馬の王子様が来ると信じすぎる心

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運命の相手って、あなたは信じますか? スピリチュアル的に「ソウルメイト」と呼ぶこともあったり、はたまた「白馬の王子様」と呼ぶこともあったりする運命の相手。幻想に近いロマンチックなこの存在は、果たして本当にいるのでしょうか。また世の中にはこの運命の相手を追いかけ続ける“運命の相手症候群”がおりますが、はたして彼女たちが満足できる運命の相手を見つけることはできるのでしょうか。

「運命の相手」とは何か?

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そもそも、運命の相手はいるのか。この質問に答えるのなら「この人が運命の相手だ」と、私達自身が決めることが大事だと思います。なぜなら、いわゆる運命の相手とイコールで語られる「ソウルメイト」という存在も、実はひとりではないからです。

ソウルメイト=魂の伴侶

伴侶という名前から、唯一無二の存在として語られることが多いのですが、実はこのソウルメイトという存在を調べていくと、ひとりではないようなんです。

ソウルメイトはそもそも、1つの魂のグループとして存在しているという説があります。グループ内の魂同士で、転生するごとに深い繋がりを持ち、転生を繰り返しながら学び合う。これがソウルメイトなのだそうです。

ちなみにあなたのご両親やきょうだい、親友などはソウルメイトであると言われていますので、運命の相手という観点で言えば、家族は間違いなくあなたにとって運命の相手なのです。

ただこのソウルメイトの中でも最も繋がりが深く、恋愛関係に発展しやすい人を「ツインレイ」と呼ぶそうです。ツインレイはひとりなので、そういう意味では、運命の相手なのかもしれません。

し!か!し! ここからが難しいところ。実はソウルメイト理論のなかには、もう1種類「運命の相手」といえる関係性の人(魂)がいます。それは「ツインソウル」と呼ばれる存在。ツインソウルとは、元々1つの魂だったものが、2つに分裂してこの世に産み落とされたとされる、唯一無二の存在です。

2つの魂はお互い成長し、統合することを目的としているそうですが……うん、こうなると、もう運命の相手が誰なのかって、わからなくなってきませんか?

ソウルメイトという存在と出会えたら素晴らしいのですが、そもそもご縁の深い魂はたくさんいるし、唯一無二の相手も意味によって複数人いる。そう思ったら、実は運命の相手という幻想は抱くだけ無駄かもしれません。

なぜ多くの女性は運命の相手に翻弄されるのか?

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少しスピリチュアル的な話が続きましたが、それでも女性の多くは、自分の運命の相手を心のどこかで探しています。なかには「きっと運命の相手が私を見つけてくれる」といった、他力本願全開の人もいますが、なぜこんなに運命というものを特に女性は信じてしまうのでしょう。

ここでは3つの、運命の相手への依存心を捉えていきたいと思います。

幼少から鍛えたプリンセス願望

女性の多くは小さい頃からお姫様願望がどこかにあります。男性がヒーローモノで育つのに対し、女性は白雪姫やシンデレラといったプリンセス作品で育つことが多いからかもしれません。

最近ではディズニー作品の実写も数多上映されていますが、プリンセス作品を当たり前に受け入れていると、運命の相手というものへの願望が強くなりすぎてしまうのかもしれません。

女は見初められるものだという思い込み

女性は男性に選ばれるもの。男女平等とはいえ、まだまだそんなふうに考える女性がいるのです。その延長で「運命の相手に見初められたい」という心を強く持つ女性がいたりもします。

でもこれ、自分の幸せの選択権を相手に渡してしまうことになるので、ちょっぴり危険かもしれません。

自分を変えることからの逃避

そもそも運命の相手に憧れすぎることは、今の自分を成長させることと逆の行動だったりします。だって運命の相手がいたら、今の自分で十分愛されるってことですから、そこから自分磨きをしようとかって、なかなか思いませんよね。

そいう意味で、自分を変える、変化させるといった選択からの逃避として、運命の相手願望を強める人は多いのかもしれません。

運命の相手を探さないことで、運命の相手が見つかる不思議

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