付き合ってしばらくすると、一緒にいることが当たり前に感じるようになり、感謝の思いも薄れてきてしまう。できることなら、存在を常に意識してもらいたいですよね? そこで男性たちに、“彼女がいてよかったと感じる瞬間”について聞いてみました。
文・塚田牧夫
病気で「弱っている時」
「仕事が忙しいときに、急性胃腸炎にかかってしまい、入院することに。たくさんの人に迷惑をかけてしまい、ヘコんでいました。
そんなときに彼女が来てくれて、『ゆっくり休んで』と言いながら身の回りのことを全てやってくれて、本当にありがたかった」マサシ(仮名)/28歳
心やカラダが病気などで弱っているとき、温かい言葉は胸にしみます。彼女の存在はとても貴重で、心の支えにもなります。
忘れ物をして「ピンチの時」
「友人の結婚式に参加したとき、スピーチをすることになっていたんですが会場についてスピーチ原稿を忘れてきたことに気付きました。見ないでやるか……とも思ったけど、一応彼女に連絡したら、彼女が届けてくれると。
一度実家に寄って俺の家のマンションの鍵を受け取り、そこから原稿を持って来てくれたんです。今思えば、緊張して原稿見ないでスピーチなんてできなかったと思います。彼女のおかげでとても助かりました」ユウヒ(仮名)/32歳
急にピンチに陥ったとき、一番身近な存在が頭に浮かびます。もし窮地を救ってくれたのなら、大きな感謝を抱くでしょう。
ライブを見て「感動を共有した時」
「彼女とは共通の趣味があって、それが音楽なんです。ある海外のアーティストのライブに行ったとき、最高に感動しました。
それをすぐ隣にいる彼女に話すことで、また感動が膨らんだ。彼女のおかげで、存分に楽しむことができました」ツヨシ(仮名)/31歳
感動を共有し、その話題でまた盛り上がることができれば、ひとりで観るよりも何倍も楽しめますよね。そういう相手がいるだけで、大切さを実感するのです。
将来を思い「孤独を感じた時」
「仕事で、身寄りのない老人と接する機会がありました。そのとき、家族が母親しかいない自分も、もしかしてこうなるのかも……と思ってしまった。
そこで、彼女が側にいてくれることに幸せを感じ、大切にしようと思いました」ショウタ(仮名)/27歳
孤独というのはとても怖いもの。将来を思い描いたとき、そんな姿が浮かぶと心細くなります。そこで彼女がいると、恐怖を和らげてくれる存在となります。
“男が彼女がいてよかったと感じる瞬間”をご紹介しました。
ときにケンカをして煩わしいと思うこともあるかもしれませんが、一緒にいてくれる相手がいるのは幸せなこと。それを実感するタイミングは必ずあります。その機会が、たくさん訪れるといいですね。
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