みんなと一緒なら問題なくても、ひとりで行くなると非常に恐ろしい場所へと様変わりするスポットがあるのをご存知ですか? あなたがひとりになったのを見計らって、闇に蠢く何かがあなたを引きずり込もうとするかもしれません……。そこで今回は、占い師の脇田尚揮さんに“1人で行ってはいけない場所”についてご紹介いただきます。
文・脇田尚揮
■夕方の海・川・湖…引きずり込まれる可能性
恋人と一緒に行くムードあるデートスポットの代表“夕方の海や川、湖”。でも、その場所にその時間帯に、ひとりで行くのは避けた方が良いでしょう。
夕方は視界が悪くなる上に、人外のものが動き始める時間帯。
水面の美しさにフワフワと気を取られていると、突然何者かに引きずり込まれるかも……。いくら水深が浅い場所であったとしても、油断してはいけません。
■夜の学校…昼の顔とは違う別の表情が
昼の学校は明るく活気にあふれ、多くの学生たちがスポーツや勉強に励んでいますよね。でも、夜の学校にひとりで踏み込むのは危険です。
思春期の多感な子どもたちが沢山集まる場所には、制御不可能な高エネルギーが集まりやすいもの。
ポルターガイストや自然発火などといった、超常現象が起こるかもしれません。複数人であれば、そんな難も逃れられるかもしれませんが、ひとりだと為す術もないでしょう……。
■雨の日の山・森…神隠しに遭う恐れが
山や森へ親しい友人とハイキングに行くのは楽しいですよね。でも、雨の日にひとりで山歩きをするのは避けてください。
山は多くの精霊や目に見えないものたちが集まりやすい場所。そんな場所をひとりで歩いているのは、とても無防備な状態なのです。
さらに、雨が降っていると、雨音で人の足音をはじめ、様々な音がかき消されます。あなたの助けを求める声さえも……。神隠しに遭うのに、これほど格好の条件はないでしょう。
■廃墟・廃病院…闇の住人の巣窟
ごく稀に、誰も住んでいないのに何故か撤去されない建物や、かつて病院だったと思われる廃墟ってありますよね。
どうして、いつまでも更地にされずにその場に佇んでいるのでしょう。もちろん、法的な理由もあるかもしれませんが、撤去できない何かがあることも。
人が使わなくなれば、あっという間に建物は劣化し、人ならざるものの住処へと変貌を遂げるでしょう。ひとりで行くのはもちろん、複数人で行くのも危険な場所。何が起きてもおかしくないはず。
もしもあなたが上記の場所を、どうしてもひとりで通過しなければいけないのであれば、家の中に禍々しいものを連れて帰らないよう気をつけて。例えば、遠回りをして帰ったり、帰宅後にお塩で清めたりするのが良いでしょう。
でも、一番理想的なのは近づかないこと。「君子危うきに近寄らず」「触らぬ神に祟りなし」を忘れずに。
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※2017年10月29日作成