木に留まっているカラスを朝見るとツキに見放される、黒猫が夜寝ている人の上をまたぐと不幸が訪れる…… など、凶事のジンクスは尽きませんよね。今回は、「コレを見たら災いが…絶対見てはいけない不吉なモノ」を占い師の脇田尚揮さんにご紹介いただきます。
文・脇田尚揮
■夜、大量に舞う蝶や蛾
日本各地において“夜の蝶”は死者の魂だという言い伝えがあり、昔から死者の魂は、夜の蝶となってやって来ると考えられたのです。
そのため、夜ふけの道で無数の蝶や蛾が舞い、まとわりついている光景を目の当たりにすると、いずれ病気になって死ぬと伝えられています。
■合わせ鏡の13番目に映るもの
古来より鏡は呪いのアイテムとして用いられてきました。風水でも鏡は特別な力を帯びており、夜寝る際に自分が鏡に映り込むように向けられていると凶だとされるほど。また、鏡が向き合った状態で置かれた“合わせ鏡”は霊の通り道になると言われています。
そんな合わせ鏡に自分の姿を映し出してはいけません。特に、13番目に映る顔の目が閉じているのを見ると、死期が近いとされています。たとえ遊び半分でも実行しないことをおすすめします。
■4時44分で止まった時計
止まった時計は、人の死と関係が深いとされています。人が亡くなった時刻のまま、その人が身につけている時計の時間が止まった(故障した、電池が切れた)という話はよく耳にするもの。
そんな時計の時刻が、偶然にも4時44分で止まったままだったとしたら…… あなたの周りで何らかの不幸が起こる前触れかもしれません。すぐに直すか外すなどして目につかないようにしておきましょう。
以上、“絶対見てはいけない不吉なモノ”をご紹介しました。
今回ご紹介した不吉な出来事に遭遇したからといって、すぐに絶望する必要はありません。良いことと悪いことは複雑にからみあっていて交互に起こるもの。きちんとその出来事に対処すれば、自分に幸福を呼び寄せる可能性もあるのです。諦めないでくださいね!
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