手土産を贈るなら、美味しさはもちろん、センスも良くて気の利いた一品を選びたいもの。そこでこの連載では、おいしくてセンスのいい手土産を知る広報女子に、おすすめの一品をお伺いします。今回は、株式会社スープストックトーキョーおよび、株式会社スマイルズで広報を担当されている吉本百江さんに、相手が喜んでくれる、とっておきの手土産を教えていただきました。
手土産を贈るなら、美味しさはもちろん、センスも良くて気の利いた一品を選びたいもの。そこでこの連載では、おいしくてセンスのいい手土産を知る広報女子に、おすすめの一品をお伺いします。今回は、株式会社スープストックトーキョーおよび、株式会社スマイルズで広報を担当されている吉本百江さんに、相手が喜んでくれる、とっておきの手土産を教えていただきました。
Q. 吉本さんおすすめの手土産を教えてください
シェリュイの「カヌレ・ド・ボルドー」です。
Q. 代官山に本店がある、フランス菓子やパンの販売も行うレストランですね。吉本さんがお気に入りな理由を教えてください
カヌレはランプのような可憐な見た目と楽しい食感で、うっとりと幸せが満ちてくる感じがしますよね。外はかりっと、中はもちもちっとしていて、一口ごとにラムの香りが広がって、いつのまにか食べ終わってしまう魅惑の存在です。
王道のプレーンタイプのカヌレ・ド・ボルドーはもちろん、ショコラもメープルもどれもおすすめ。昔から好きなので、時々無意識のうちに、シェリュイのある道へ、遠回りしてしまうことも。シェリュイは、もう何十年も代官山で愛されるお店で、誠実な企業姿勢や描いているシーンが素敵なんです。
Q. シェリュイさんのことは、どうやって知ったのですか？
祖母の家の近くにシェリュイの直営店があったので、幼い頃から祖母の家に行くときには必ずシェリュイでお土産を買っていくのが恒例でした。カヌレに出会ったのも、シェリュイがきっかけです。
いつも買うものは決まっていて、名物「代官山あんぱん」とこのカヌレがいいと祖母からオーダーがありました（笑）。いつ買っていっても祖母やご近所さんにとても喜ばれて、みんなで一口ずつ大事にしながら食べて。そんなおいしい時間の、幸せな記憶をまとっているお菓子です。
Q. 実際に手土産に持って行ったときはどんな感じでしたか？
仕事柄、おいしいものが大好き！という方によくお会いします（笑）。この商品は程よいサイズでちょこっと食べることができるので、訪問先のオフィスへの差し入れなど男性女性問わず喜ばれます。友人宅でのティータイムなどプライベートな時間にもおすすめです。
シェリュイのカヌレは、いわば「カヌレ界での重鎮」。品の良いラッピングが素敵で、お世話になった方へ通販サイトからも贈ることもありますね。
Q. それでは最後に、喜ばれる手土産の贈り方、選び方など、吉本さんの「手土産のマイルール」を教えてください
私がスープストックトーキョーやスマイルズで働いていることにも通じますが、「自分の大切な人にこそ食べてほしい」というものを自然と選んでいます。季節やトレンド、どんな目的でその方にお会いするのかをなど、手土産を考えるポイントはいくつもありますが、共通するのはその点です。
それと、手土産って、相手のことはもちろん、自分自身の自己紹介の延長線でもあるなと思うので、“おいしい時間の記憶があるもの“も大切にしています。
その美味しさでホッと一息つける、ボルドー地方伝統の人気のお菓子
吉本さん、ありがとうございました！ シェリュイは、代官山に1975年に本店を開店して以来、愛され続けるお店。代官山店の入口脇には大きな樹があり、それがどことなくヨーロッパの街角を思い出させます。扉を開ければ、焼き立てパンやお菓子の良い香りが漂ってきて、幸せな気分に。お店では、カヌレをはじめとした、手作りのパン、ケーキ、クッキーを数多く販売しています。
今回ご紹介した「カヌレ・ド・ボルドー」は、カリカリと香ばしい表面と、中のモチモチとした食感と味わいで人気の商品。食べやすさもあり、手土産に持っていけば、きっと喜んでもらえますよ。
