よろスィーツ! スイーツ芸人のスイーツなかのです。
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手土産やプレゼントでスイーツを贈るとき、「なにこれ!」とか「こんなのあったの!?」と驚きとともに喜ばれると、ちょっと嬉しかったりしますよね。そんな「サプライズスイーツ」をご紹介するこの連載。第23回目は、とろけるレアティラミスをご紹介します。
店主は元イタリアンの料理人
昨年はタピオカ、今年は昔ながらの固めプリンなど、最近のスイーツ界は昔からあったお菓子に再度注目が集まる傾向になっています。リバイバルスイーツなんて言われたりもしていますが、その中で密かにまたブームが来るんじゃないかと、ぼくが注目しているのが「ティラミス」。
イタリア菓子のティラミスが日本でブームになったのは、1990年初頭。ぼくは4歳頃なので、その熱狂ぶりは記憶にないですが、当時の話を聞くとかなり凄かったと。ティラミスが日本で普遍的に食べられるようになってから、約30年経ちますが、現在のティラミスはかなり進化しています。
2018年、駒場東大前駅近くに誕生したティラミスホームメイドさんは、レア・ティラミス専門店です。店主の野田さんは、もともとイタリアンレストランのコックさんで、ティラミスに魅了されてティラミス屋さんを立ち上げました。
皆さんが気になるのは、「レア」というところじゃないでしょうか。ティラミスは基本的に焼いて作るベイクドタイプのお菓子ではないので、製法としてレアであることは前提。ただ、ティラミスホームメイドさんのティラミスはそのレア感により強くこだわって作られているのです。
では、いったいレアティラミスとはいったいどんな味なのか、ご紹介します!
“レア”なティラミスとは
ぼくがはじめて食べた時に驚いたのは、クリームのなめらかさ!とろっとしてるのに、ふわっとしたエアリーなくちあたりが美味しすぎて感動。マスカルポーネのコクもしっかりと感じつつ、くどさのない甘さがとっても食べやすい。
本番イタリアのティラミスは、飲めるようになめらかだと聞いたことがありますが、それに近いタイプなのかなと思ったりしました。
もう一つの特徴は、米粉で作ったモチっとしたスポンジが入っていること。クリームといっしょに食べるスポンジもまた格別の美味しさ!さらに、そこに色んなフレーバーが合わさってくるので、どれを食べても新しい美味しさの発見があります。
今回ご紹介するのは、味が選べる4種類の詰め合わせセット。ぼくのオススメは、「プレーン」「ショコラ」「ベリーベリー」「抹茶」です。瓶の蓋を開けると、彩りの豊かさにもまた気分が上がる!
定番のプレーンは、スポンジにチョコプレッソというチョコレートとエスプレッソを合わせたシロップを染み込ませています。生地からジュワッと溢れ、クリームとの相性が抜群!
ショコラは、カカオ分の高いチョコレートを使ったビターさを兼ね備えた甘さ。オレンジ風味のリキュール・グランマルニエを使っていたりと、オレンジとチョコレートのマリアージュも楽しめます。男性の方が好きそうな大人のティラミスといった感じ。
ベリーベリーは、4種のベリーを使った甘酸っぱいティラミス。果実もごろっと使ったソースがまた贅沢!女性の方におすすめしたいフレーバーです。
抹茶は、宇治抹茶をたっぷりと使った和のティラミス。甘さは控えめに、小豆のほっくりとした食感も合わせ、幅広い年代に好まれる味わい。
どれも個性的な味わいで面白いのですが、贈り物にもいいのが、このデザイン性の高さ。かわいいラベルのついた瓶は、食べ終わったあとも家で使いたくなります。ぼくも家で花瓶として使ったりしてますよ!
一つ一つを丁寧に作られている、まさにホームメイドなあたたかな味わい。自分のご褒美にもいいですし、ギフトにもぴったりなティラミスをぜひ食べてみてね。
ナイスィーツ!