ココイチのテイクアウトでは「意外なアイテム」が活躍すると聞き、試してみることに…。
現在、外出自粛を余儀なくされ思うように外食ができず、食事の「マンネリ化」に苦しんでいる人は多いのではないだろうか。そこで今回はカレーチェーン店『カレーハウスCoCo壱番屋』(以下ココイチ)が実施している、一風変わったテイクアウト法を紹介したい。
■予想外のアイテムが活躍
8日、『ココイチ』の公式ツイッターは「ココイチのカレーソースはお持ち帰りOK」「お持ち頂いたお鍋にカレーソースを入れてお渡しすることもできます」と、衝撃のツイートを投稿。
思わず我が目を疑ったが、鍋さえ持参すればカレールーのテイクアウトが可能だという。しかしこれまで何度かココイチを利用した経験はあるが、鍋を手にした客は一度も見た覚えはない。
同ツイートには「その手があったか…!」といったユーザーからのリプライも寄せられているが、本当にテイクアウトは可能なのだろうか。今回は同ツイートの情報を頼りに、記者(私)が最寄りのココイチでテイクアウトの検証を行なってみた。
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■念のために確認を…
しかし鍋を片手に店舗へ向かい、「テイクアウトが不可能だった」ケースを想像して思わずゾッとしてしまう。「念には念を」という言葉もあるように、ひとまず最寄りのココイチに電話で確認することに。
店員に話を聞くと無事にテイクアウト可能ということが判明したが、「あまり事例がないため、電話で先に確認してもらえるとスムーズに対応できる」とのこと。やはり世には知られていない「裏ワザ」であるようだ。
■実際に鍋を持参してみたところ…
気をとり直し、鍋を携えていざココイチへ。今回はもっともオーソドックスな『ポークカレー』を注文。事前の電話が効果的だったのか、ものの数分でカレールーをゲットすることができた。
ちなみに、福神漬けが「無料」となっているのもかなりポイントが高い。
ただやはり、「鍋を抱えながら歩く」のは視覚的なインパクトが強いようで、道中は周囲からの視線がなかなかに厳しかった。しかしその苦行にさえ堪えればおいしいカレーを存分に味わえるので、大事の前の小事と割り切りたい。
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■お好みのトッピングで
家でライスを盛り付けルーを注げば、自宅にいながらココイチのポークカレーが完成。
テイクアウトでもやはりおいしさは変わらず、さらりとしたルーからスパイスの風味が漂い、ピリリとした辛味の中にはコクが感じられた。今回は「白米にかける」という一般的なカレーライスで頂いたが、トッピングにこだわりがある人は、独自のアレンジを試してみても良いだろう。
(取材・文/しらべぇ編集部・北田力也)