イオンが28日から全国で再開。フードコートの「間引き」が凄かった…
緊急事態宣言の解除を受け、イオンは専門店を含めた全館の営業を再開。さまざまな感染対策をしているが、フードコートでもその徹底ぶりは「さすが」の一言だった。
■「3密」避ける徹底ぶり
記者が29日19時頃にフードコートを訪れると、「ソーシャルディスタンス」を保つために席がかなり間引きされているのを確認。以前は席の間隔がかなり近かったが、適切に距離を取ることができるよう工夫されている。
余った机や椅子は一箇所に集められており、利用客が触れられないように封鎖。ソーシャルディスタンスを保つためには、これだけの数を間引きしないと厳しいようだ。
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■土日は混雑に注意?
各テーブルに「フードコートは間隔をあけてご利用ください」との注意書きがあった。
徹底した感染対策だが、席数は少なくなっているため、利用の際には注意したい。同日の16時頃は多くの人であふれ、席に座れなかった客もちらほらと見受けられた。SNS上でも「混んでて座れなかった」「人がいっぱいだった」といった声があがっており、利用をあきらめたという人も。
平日であれば席は比較的空いているが、多くの客で賑わう土日の利用は厳しいかもしれない。
■感染対策に称賛の声
イオンはこの他にも、エレベーターの定員を4名までとしたり、入り口に消毒済みの買い物かごを置くなど、新型コロナウイルスの感染対策を実施。その徹底ぶりに、SNS上では「当たり前かもしれないけど凄い」「こうした気遣いが嬉しい」「好感が持てる」と称賛の声があがっている。
「第2波」も懸念されている状況だが、こういったシンプルでわかりやすい感染対策をすることによって、利用客たちの不安が少しでも取り除かれることを願いたい。
(取材・文/しらべぇ編集部・二宮 新一)