使いやすさから注目を集めている『無印良品』の夏用マスクだが、一部のユーザーからは悲鳴も上がっており…。
新型コロナウイルスが猛威を振るう現代では、薬局などで手に入る通常のマスクだけでなく、多方面のブランドが販売するマスクがトレンドの中心に。つい先週、『ユニクロ』から待望の『エアリズムマスク』が販売されたこともあり、世はまさにブランドマスクの「戦国時代」へと突入している。
■「夏用」ではない
『エアリズムマスク』は決して夏用のアイテムではない。6月半ばに販売されたこともあってか夏用マスクと誤解するユーザーも多いが、『ユニクロ』広報担当者によると、「エアリズムマスクはオールシーズン用マスクです。そもそも『夏用マスク』という訴求は一切していません」とのこと。
気づかずに購入してしまい、「夏用じゃなかったのか…」と嘆きの声を上げるユーザーも少なくないようだ。
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■夏用マスクといえば…
一方で、夏用マスクとして注目を集めているのが『無印良品』より販売中のマスク。素材にオーガニックコットンが用いられ、従来のマスクと異なる織り方で作られているのがポイントだ。
こちらは全部で3種類のマスクが販売予定で、第1弾となる「サッカー織り」タイプのマスクは6月5日より販売スタート。その人気ぶりは店頭から完全に姿を消すほどの勢いであったが、販売から2週間が経過した現在では、だいぶ入手しやすくなっているようだ。
■オンラインでの購入が不可
しかしこちらの夏用マスクと『エアリズムマスク』の間には、ユーザーにとってあまりに大きすぎる違いが存在するのだ。
その答えはそれぞれの販売形態。『エアリズムマスク』は『ユニクロ』のオンラインストアからも購入可能だが、『無印良品』のオンラインストアでは夏用マスクの取り扱いはなく、通常のマスクのみ販売している。
さらに夏用マスクの事前入荷予定は店舗でも告知されないため、同アイテムを入手するには、ユーザーが店舗の在庫を都度確認しにいかなければならない。
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■ユーザーからの悲鳴
今や、家にいながらボタン一つであらゆる買い物が可能な時代。新型コロナウイルスによる「外出自粛」の機運が高まった際は、毎日のようにオンラインショッピングの世話になったユーザーも多いことだろう。
その影響もあってか、無印ユーザーからは「夏用マスクもオンラインで買えれば良いのに、どうして…」「オンラインでも販売されると思っていたので、ちょっとガッカリ」といった声が少なからず上がっている。
残る2種類の夏用マスクも追って販売される予定だが、オンラインストアからの販売予定はあるのか、気がかりなユーザーは多いはず。
(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)