警視庁警備部災害対策課のツイッターが、高温になった車内を効果的に冷やすエアコンの使い方を解説し、話題に
(Yuzuru Gima/iStock/Getty Images Plus/画像はイメージです)
1年間で最も気温が高くなる時期、短時間でも炎天下で駐車した車の中は、灼熱地獄のような温度に。この問題について、警視庁警備部災害対策課の公式ツイッターが、効果的に車内の温度を下げる方法を周知し、注目を集めている。
■最初は外気導入の設定に
同アカウントは、「炎天下で車を駐車すると車内温度が50℃を超えることがあります」と、真夏の車内は危険な状態となることを改めて呼びかけた。
駐車していた車の車内が高温になってしまった場合に、効果的に車内の温度を下げるには、まず全ての窓を開けたうえで、エアコンを「オート・LOW(最低温度)」「外気導入」に設定。この状態で数分ほど走行すると、効率良く車内の温度を下げることができるという。
車内の温度が下がってきたら、今度は冷気を外に逃さないよう内気循環に切り替えることを忘れずに。
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■「勉強になります」「ドアの開閉も効果的」
こちらの投稿には、「えぇ勉強になりました! ありがとうございます!」「外気使ったことなかった。ナイスお巡りさん!」など、様々な反響が寄せられている。
外気循環と内気循環の使い方については様々な意見が寄せられている他、「その前に、助手席の窓ガラスを一番下まで下ろして、運転席側のドアを5回開け閉めする」「窓を開ける前に、ドアをバタバタ(開け閉め)させると、かなり車内温度が下がりますよ。コツはバタンと閉めずギリギリで開け閉めをすること」など、ドアを開け閉めすることも、かなり効果的であるという声も目立つ。
■約4割「暑すぎて具合が悪くなった経験」
ちなみに、しらべぇ編集部が全国の20代~60代の男女1,376名を対象に実施した意識調査において、全体で約4割の人が「夏に暑すぎて具合が悪くなった経験がある」と回答している。
男女別に見ると、女性のほうが高い割合に。
夏場、車内が高温になってしまった場合には、試してみてはいかがだろうか。
(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年7月22日〜2016年7月25日
対象:全国20代〜60代の男女1376名に調査(有効回答数)