『ユニクロ』の紙袋の有料化が開始される時期が決定。ユーザーが不安に感じているポイントは…。
4日、ユニクロやGUを展開するファーストリテイリングは、国内のユニクロおよびGU全店舗で9月から買い物袋を有料化することを発表。
決定した金額や紙袋の品質をめぐり、ユーザーからは懸念の声が多数上がっている。
■5ヶ月の延期を経て
同社は昨年より店頭の買い物袋をプラスチック製から紙製に切り替えており、当初は4月からの有料化を予定していた。しかし準備等に時間を要し、開始時期が後ろ倒しとなることに。
ちなみに今回の有料化で、紙袋は全サイズ1枚一律で税込み10円での販売となる予定だ。
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■他社の金額と比べると…
レジ袋有料化は多くの店で7月1日より実施されていたため、今回のアナウンスで有料化そのものにショックを受けたユーザーはそう多くはないだろう。
しかしネット上の反応を見ると、ユニクロユーザーの多数は、10円と割高な価格設定と、紙袋の品質に不安を感じていることが伺える。コンビニ大手3社はレジ袋を1枚当たり3円で販売しており、ビニール製と紙製という違いはあるものの、「お手頃価格」がウリのユニクロ、GUにしては高めの金額に映ったようだ。
■金額より強度に注目?
また、ユニクロおよびGUの紙袋はビニール袋からの移行が始まった段階からその耐久性に不満の声が多数寄せられていた。特に雨との相性が悪く、「帰宅途中で雨が降ってきて、紙袋が裂けて中身飛び出した…」「ユニクロの紙袋は水に濡れると匂いがキツい」といった声もツイッター上で散見されている。
そのため今回の紙袋有料化に対しても、「あの紙袋が有料になるのは勘弁して…」「有料化するなら破けにくい紙袋にしてほしい」「あの強度のまま10円になったら怒ります」など懸念する声が多数確認できた。
(文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)