10月1日から実施された「第3のビール」値上げで悲鳴が相次ぐ中、イオンのPB「トップバリュ」の『バーリアル』は価格据え置き。「神対応!」と喜ぶ声も…
税制改正に伴い、きょう10月1日から「第3のビール」などの増税が実施される。
■増税前には駆け込み需要も…
350ml缶1本あたり約10円の増税となる第3のビール。SNS上では「本当にやめてほしい」「値上げに泣いている」と嘆く声が相次いでいる。
駆け込み需要も高まり、「ケースを爆買いした」と報告する声も。記者が向かったスーパーマーケットでも、店員に手伝ってもらいながらケースをカートに積む利用客が何組もみられた。
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■イオンの『バーリアル』は価格据え置き
日頃から第3のビールを飲んでいる人にとっては「たかが10円」とはいかない今回の増税だが、イオンは28日にPB「トップバリュ」で販売している第3のビール『バーリアル』の本体価格を据え置くと発表。これまでどおり、350ml缶は78円(税別)、500ml缶は110円(税別)のままだ。
この発表に、ユーザーからは「価格据え置きは神」「これが真の神対応!」「爆売れする予感」「庶民の味方」と喜びの声が続出。筆者も『バーリアル』の「リッチテイスト」(青色の缶)を飲んでいるため、率直に嬉しかった。
■約5人に1人が「第3のビール増税はツラい」
第3のビールを飲まない人にとって今回の増税は関係ないかもしれないが、しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,568名に調査したところ、全体の19.8%が「第3のビール増税がかなりツラいと感じる」と回答。およそ5人に1人が苦しんでいることがわかる。
今回の価格据え置きの発表によって、ますます需要が高まることが予想される『バーリアル』。
なお、10月6日からはトップバリュ初となる生ビール『トップバリュベストプライス 富良野生ビール』も販売する。価格は350ml缶で150円(税別)。
(文/しらべぇ編集部・二宮 新一)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2020年9月18日~2020年9月23日
対象:全国20代~60代の男女1568名 (有効回答数)