食事管理や運動をどんなに頑張っても、なかなか改善されないお腹ぽっこり。長年の悩みとなっている方は少なくないと思います。そんな方は“腹圧(腹腔内圧)が弱っている”可能性が大! 腹腔とは食道や小腸、大腸などの内臓を含むお腹の中の空間のことで、この腹腔の内圧が弱いと外へ向かう力が多くかかってしまいお腹ぽっこりの状態になってしまうのです。そこで習慣に採り入れたいのが、腹圧の強化に効果を発揮する“呼吸法を変える”簡単エクササイズになります。
食事管理や運動をどんなに頑張っても、なかなか改善されないお腹ぽっこり。長年の悩みとなっている方は少なくないと思います。そんな方は“腹圧(腹腔内圧)が弱っている”可能性が大! 腹腔とは食道や小腸、大腸などの内臓を含むお腹の中の空間のことで、この腹腔の内圧が弱いと外へ向かう力が多くかかってしまいお腹ぽっこりの状態になってしまうのです。そこで習慣に採り入れたいのが、腹圧の強化に効果を発揮する“呼吸法を変える”簡単エクササイズになります。
|腹圧を強化!呼吸法を変える簡単エクササイズ
腹圧を強化するには呼吸法を変えることがポイント。呼吸法が変わって腹圧を常にキープできるようになることで、自然とお腹ぽっこりの状態の解決に向かいます。
(1)床に仰向けになってひざを立てて両脚を腰幅程度に広げ、息を吸いながら骨盤を後傾させていき、骨盤を床にぴったりとくっつける
(2)両ひざを持ち上げ、息を吸いながら両手でひざを抱えて胸に近づけていく
(3)息を吐きながら顔を持ち上げ、持ち上げたひざに近づけていく
(4)お腹に力を入れたまま上半身を持ち上げて床につま先をつけ、この姿勢で吸って吐いての呼吸を5回繰り返す
(5)上半身を下ろして脱力する
なお、期待する効果をきちんと得るためには「常にお腹を薄くしている状態をキープすること」、「常に脇を締め、腰と骨盤がしっかり床に着いた状態をキープすること」の2つがポイント。また、つま先と脇が上がってしまった状態(下写真上)、つま先と腰がきちんと床についていない状態(下写真下)だとお腹以外の場所に負荷がかかってしまうので期待する効果を得られません。
シンプルな動きのエクササイズですが、お腹への効果は絶大です。深く呼吸することでリラックス効果もあるので、寝る前の習慣にすれば、お腹痩せ効果を得ながら質の良い睡眠を手にいれることにもつながります。「どうしてもお腹が痩せない(痩せにくい)」という方は、ぜひトライみてくださいね。<text:ピーリング麻里子 photo:カトウキギ ピラティス監修:KEI(ゼロヨガ インストラクター/インストラクター歴3年)>