カメレオン俳優・中村倫也さんの知られざる過去とは?
9日放送の『ASTUDIO+』 (TBS系)に俳優の中村倫也さんが出演。無名時代の葛藤や暗黒期を告白し、反響を呼んでいます。
■学生時代はサッカー少年
学生時代はサッカー少年で、芸能界に全く興味が無かったと話す中村さん。スカウトのきっかけは、中村さんのプリクラを事務所のスタッフが発見したことからだといいます。
「事務所のスタッフの方がクラスメイトと知り合いで『芸能界に興味ない?』って電話がきた」と経緯を明かし、「最初はなんのこっちゃ分からなかった」という中村さんですが「何かの縁かなって」と、事務所所属を決めたといいます。
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■無名時代の暗黒期
現在、映画やドラマなどで大活躍中の中村さん。しかし、無名時代には葛藤や「暗黒期」があったそう。
「20歳から25歳ぐらいまでは暗黒期みたいな…もう荒みまくってましたね」と当時の苦しい状況を振り返り、「僕の世代は『若手イケメンブーム』みたいな…。登竜門みたいなものが沢山ある中で、どれにも出ることができなかった」と、当時の苦悩を明かしました。
■支えてくれた先輩俳優たち
そんな中村さんを救ってくれたのは、俳優の古田新太さん、堤真一さん、八嶋智人さんだったそうです。「一人で家に居たくないので、誰かしらに連絡して『飲みにお邪魔していいですか?』って言ってました」と話しました。
「この人の名前はあんまり出したくないんですけど…」と苦笑しながらも、特にムロツヨシさんの存在が大きかったことを語りました。
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■暗黒期を救ってくれたのは…
ムロさんとは、お互い無名時代に知り合ってから支えあっていた仲間。どんどん荒んでいく中村さんに対し、ムロさんは「お前は何がしたくて何になりたくて、そのために今何が出来て、何をしてるの?」と問いかけたとか。
この言葉に中村さんは「頑張らなければ」と思い直し奮起。厳しくも温かい言葉をくれたムロさんに感謝しつつも「彼の好感度が上がるから言いたくなかった」と話し、笑いを誘っていました。今ではお互いに俳優として唯一無二の存在感を放っている2人。
トーク番組での共演も期待したいですね。
(文/fumumu編集部・福井原さとみ)