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『鬼滅』一番くじ、売り切れ続出で転売騒動 ありえない価格に激怒の声も

社会現象を『鬼滅の刃』の一番くじが10月31日から販売開始。しかし、売り切れが続出し、フリマアプリで転売される事態に…。

10月31日から、ローソンやHMVなどで「一番くじ 鬼滅の刃 ~無限列車編~」(1回税込680円)が発売された。

『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編」の公開で、これまで『鬼滅の刃』を見てこなかった中高年たちにもヒットした同作なだけに、一番くじの売り切れが気になるところだが…

鬼滅の刃

■煉獄杏寿郎が人気か

一番くじの目玉となるのはA賞の煉獄杏寿郎のフィギュア、ラストワン賞である特別仕様の煉獄杏寿郎のフィギュアだろう。劇場版でフィーチャーされたキャラクターということもあり、喉から手が出るほど欲しいファンたちも多いはずだ。

また、B賞の竈門炭治郎フィギュア、C賞の我妻善逸フィギュア、D賞の嘴平伊之助フィギュア、E賞の竈門禰豆子フィギュアといった、主人公たち周辺のキャラクターも人気だろう。とくに、我妻善逸は第2回キャラクターランキングでも1位だったこともあり、熱烈な原作ファンにはたまらないはず。

ツイッター上でも「鬼滅の刃一番くじ」がトレンド入りしており、購入報告をするファンのツイートが数多くみられた。

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■売り切れ報告が相次ぐ

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同日の昼頃に記者が向かったローソンでは、すでに売り切れ状態に。店員に話を聞いたが、午前中には無くなったとのこと。ちなみに、過去の一番くじも初日に完売する店舗が続出していた。

過去の一番くじ

ツイッター上でも「あっという間に売り切れた」「7時半の時点で売り切れてた」「何軒も回ったけど全部売り切れ!」といった声があがり、買えなかったことを嘆くファンが相次いでいる。

■煉獄フィギュアが1万円で転売

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(画像は『メルカリ』『ラクマ』のスクリーンショット)

発売直後からフリマアプリでは各賞品を出品するユーザーがみられており、とくにレアな煉獄杏寿郎のラストワン賞のフィギュアに至っては1万円前後で取引されているケースも。

くじの価格の10倍以上という値が付けられている状況に、ツイッター上では「バカげてる」「本当にやめてほしい」「ムカつく」「ありえない」と激怒するファンが続出している。

また、アニプレックスが受注生産をしている煉獄杏寿郎の1/8スケールフィギュア(税込1万5000円)を挙げて「もう少しお金を出せば限定フィギュアが買えるから転売ヤーから買う必要はない」と訴えるユーザーもみられた。

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■6割が「転売ヤーを規制すべき」

「ウエハース」「エコバッグ」「UT」など、発売される商品が瞬く間に転売され、ライト層のファンがグッズになかなか手を出しにくい状況が続いている『鬼滅の刃』。

しらべぇ編集部が全国の10~60代の男女1,880名を対象に「転売ヤー」について意識調査をしたところ、全体の60.5%が「規制するべき」と回答している。

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劇場版の公開でますます人気が出ている同作なだけに、転売ヤーたちも「チャンス」と見て動き始めているのかもしれない。

(文/しらべぇ編集部・二宮 新一)

二宮 新一

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2020年4月24日~2020年4月27日
対象:全国10代~60代の男女1,880名 (有効回答数)

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