一人暮らしの部屋だと、服の収納スペースが十分に確保できないことがありますよね。そんな時に便利なハンガーラック。見せる収納としても優秀で、見た目がおしゃれなものを選べば、まるでセレクトショップのようなインテリアに。今回はセンス良くみせるハンガーラックの選び方と、飾り方のコツを実例をふまえてご紹介。
アイアン素材のハンガーラックはどんな部屋にも馴染む
黒いアイアン素材のハンガーラックはシンプルで使い勝手ばつぐん。どんなテイストの部屋に置いても浮かず、しっくりと馴染みます。
画像のハンガーラックはIKEAのもの。大型インテリアショップでも取り扱いが多く、サイズや形のバリエーションが豊富なので、自分の部屋に合うものを見つけられますよ。
横幅のコンパクトなハンガーラックは、よく使うアイテムをちょっと掛けておくのに便利です。今の時期なら、コートやジャケットを掛けてもいいですね。収納を増やしたい、でも部屋を狭くしたくないという方は横幅の狭いものを選ぶと間違いありません。
掛ける洋服のトーンを揃えるとショップのような雰囲気に
洋服の「ちょい置き」に最適なハンガーラックですが、なんでも掛けると当然ごちゃごちゃとした印象に。掛けるアイテムのトーンを揃えることがポイントです。
ラックの存在感を消したいなら、壁の色に揃えるといいでしょう。画像はラックと洋服を白で揃えています。自然と部屋に馴染むので、たくさん洋服を収納しても圧迫感がありません。
セレクトショップのように飾りたい場合は、洋服を何色かに絞るとグッとおしゃれな空間に。画像のように白・ベージュ・黒で揃えると、幅広タイプのハンガーラックも雑然とした印象になりません。お気に入りの洋服を飾ってもいいですね。
きれいに見せるならハンガーを揃えるのが鉄則
掛ける洋服のトーンを揃えると同時に、ハンガーを統一するのも重要なポイントです。ここを怠ると一気に生活感が出るので注意が必要。使用するハンガーの素材や色でも、見え方の印象がガラリと変わるので、手間を掛けたいところです。
画像で使用しているのは、ゴールドのハンガー。アンティークのような雰囲気と適度なスッキリ感を醸し出しています。
木製の家具やグリーンが多い部屋なら、木製ハンガーがおすすめです。ナチュラルな雰囲気が漂う落ち着いた印象をつくることができます。
ハンガーラックは部屋の仕切りにも活用できる
最後は番外編の、ハンガーラックを活用したインテリア例をご紹介します。画像はキッチンと居住スペースの仕切りにハンガーラックを使用した例です。棚とは違って適度な抜け感が出るので圧迫感なく、程よい間仕切りに。棚付きのものを選ぶと、インテリアとしても収納としても使い勝手がいいですよ。
ハンガーラックは吊るすインテリアとの相性が良いため、グリーンを掛けるのもおすすめ。意外と飾る場所に困るエアプランツや、麻ひもやロープなどで編み込まれたハンギングを使用した観葉植物を飾ると、センスのある空間に。
飾り方次第で、見せる収納としておしゃれなインテリアに変わるハンガーラック。収納を増やしたい方、インテリアを整えたい方は上手く活用してみてくださいね。
photo / goodroom
新しい部屋で、はじめよう。goodroom journal