一口にジェルネイルといっても、その種類は多数あります。最近はメーカーやブランドの違いだけでなく、ジェルの種類にもさまざまなものが新たに登場しており、昔よりもずっとセルフジェルネイルの施術が便利になっています。ジェルの種類に応じて、メリットやデメリットが存在します。セルフネイルをする人は種類の違いやメリットを知っておくと、時短につなげられるなど、より自分に合ったセルフジェルネイルができるようになります。
ジェルネイルの形状
●コンテナタイプ
ジェルネイルがコンテナ型の、小さなケースに入っているタイプです。
一般的なジェルは、ほとんどこのコンテナタイプになっています。
中に入ったジェルを筆に取り、爪に塗って使用できます。
他のカラージェル・クリアジェルなどを混ぜて使いたいとき、つけるジェルの量を調整したいときにはとても便利です。
ジェル用の筆を別に揃えたり、筆のお手入れをするのは大変ですが、筆を使ったほうが爪の端まできれいに塗りやすいです。
●ボトル(ポリッシュ)タイプ
普通のマニキュアと同様、ジェルがボトルに入っているタイプです。
筆を別に用意しなくても、ボトルのフタについたブラシを使って、直接爪にジェルを塗ることができます。
細かいアートをしたいときは、ハケにとったジェルを細筆にとってアートをすればOKです。
お手入れの手間がないので、より手軽にジェルネイルがしたい方におすすめです。
Schelm (静岡県島田市)
便利なジェルネイル
通常のジェルネイルの工程に必要な作業が、一部省かれているタイプのジェルです。
オフが簡単になったり、施術の作業が少なくなるので時短につながります。
●未硬化ジェルなしタイプ
通常のジェルネイルでは施術中に拭き取る必要がある、「未硬化ジェル」と呼ばれるジェルの残りが、出ないタイプです。
「ノンワイプジェル」とも呼ばれています。
ジェルクリーナーやワイプを用意する必要が無く、作業の一部を省略することができるので便利です。
ただししっかり硬化できていないとべたつきがあったり、ツヤが上手く出ないなど、仕上がりに影響が出ることがあるので注意が必要です。
●サンディング不要タイプ
通常のジェルネイルだとジェルを塗る前に必要な、「サンディング」という爪表面を傷つける工程が不要なジェルのタイプです。
「ノンサンディングジェル」とも呼ばれています。
爪を傷つけないので、爪にやさしいというのが大きなメリットです。
●ピールオフタイプ
ジェルネイルは通常、削ったりアセトンリムーバーを使ったりしてオフする必要がありますが、ピールオフジェルはリムーバー不要になっています。
オフのときは指先で剥がすだけでOKと、大変簡単なため忙しい女性に人気があります。
ただし1週間程度しか持たないものが多く、こまめにジェルネイルを塗りなおしたいという人向けになっています。
ジェルネイルを使い分けよう
Nene (千葉県八千代市)
現在ではネイルサロンに行かずとも、セルフで楽しむことができるようになったジェルネイル。
ジェルネイルの種類とその特徴を知っておくと、より便利にセルフジェルネイルを楽しむことができます。
Itnail編集部