(8)「単なる偶然」も数が増えれば「運命」に変わる
次にご紹介するのは、運命にまつわる恋愛心理学です。
単なる偶然も、数が増えれば「運命かも」と感じます。これは「シンクロニシティ」という心理が働くからです。
シンクロニシティとは、心理学者ユングが提唱した概念のこと。いわゆる「運命的な偶然の一致」を指す言葉です。
偶然を重ねれば、相手に「もしかして運命かも」と思ってもらえます。まるで偶然かのような出来事は意外と意図的にもつくれますので、気になる相手がいる人は試してみてください。
(9)物理的な距離を縮めれば好感を得やすい
続いては、距離感にまつわる恋愛心理学をご紹介します。
「パーソナルスペース」という言葉を知っていますか?
パーソナルスペースとは、いわゆる縄張りのようなもの。関係性によってスペースの大きさは異なり、よっぽど仲の良い相手でなければ1メートル以上は離れて接するのが一般的です。
しかしとある心理学実験では、近くにいる女性は遠くにいる女性よりも男性から好感を得やすいという結果が出ています。
そこでおすすめなのが、あえて近くに立つ(もしくは座る)こと。
できれば、“手を伸ばせば届く距離”を目指して近づいてみてください。それくらいの距離感で相手のパーソナルスペースに入れれば、作戦は成功と言えるでしょう。
ただし物理的な距離も心の距離と同じで、少しずつ縮めていくのがベストです。初対面の段階から相手に近寄りすぎないよう、気を付けてくださいね。
(10)「彼の知らない長所」を褒めると好感度がアップする
最後にご紹介するのは、男性を褒める時に役立つ恋愛心理学です。
心理学では「人には4つの面がある」といわれています。それは、次の4つです。
1.誰もが知っている面
2.誰も知らない面
3.自分は知らないけど他人は知っている面
4.自分は知っているけど他人は知らない面
この概念を、心理学用語で「ジョハリの窓」といいます。
そしてこの4つのうち褒められて最もうれしいのは、3の「自分は知らないけど他人は知っている面」です。
そこでおすすめなのが、相手のまだ気付いていない面を探し、褒めること。そうすれば、あなたは彼の特別な存在になれます。
褒めるのは、何も特別な長所でなくて構いません。例えば、本人にとっては当たり前だけど実は長所だと思うところを見つけたら、その部分を褒めるのです。
彼をじっくり観察していれば、きっと1つや2つくらいは彼の気付いていない面を見つけられるでしょう。ぜひ意識して観察してみてくださいね。
恋愛心理学を取り入れるのは意外と簡単!
今日ご紹介した恋愛心理学は、好きな人と親密になりたい女性にぴったりのものばかりです。
片思い中の女性はもちろんのこと、気になる相手や出会ったばかりの相手ともう少し仲良くなりたい時には試してみると良いですよ。