(4)好きになってもらいたければ「相手に助けてもらう」
続いては、世話焼きタイプの女性に知ってほしい恋愛心理学をご紹介します。
もしあなたが困っている人を見るとつい助けてしまうタイプなら、意中の相手には自分が助けるのではなく、相手に助けてもらうことを意識してみてください。
実は人は、自分を助けてくれた相手ではなく、自分が助けた相手に好意を持ちます。
これは「認知的不協和」という状態が引き起こす心理です。
というのも人は、「どうでもいい相手なんて助けるわけない」と考えるのが一般的。
そのため、その矛盾をなくすために「俺があの人を助けたのは好意を持っているからだ」と思い込もうとするのです。
気になる相手には、勇気を出してお願い事をしたり小さなわがままを言ったりしてみてください。きっと相手もあなたに好意を抱き始めますよ。
(5)好意を示すと相手も好意を「お返し」したくなる
次にご紹介するのは、好意に関する恋愛心理学です。
誰かに何かをしてもらうと「返報性の原理」という心理が働くことをご存じでしょうか。返報性の原理とは、簡単に言うと「お返しをしたくなる心理」のことです。
例えば誰かにプレゼントをもらったら、自分もお返しをしたくなりますよね。これは返報性の原理が働いている証拠です。
そして返報性の原理は、好意にも効果があります。つまり、好意を示すと相手は同じだけの好意を返したくなる、ということ。
もし意中の相手がいるなら、告白までしないにしても「相手を気に掛けている」と伝わる程度のそぶりは積極的に見せるのがおすすめです。
笑顔を増やしたり、積極的に話し掛けたりするだけでも効果はありますよ。
(6)相手の言動をまねすると親密度がグッと増す
親密度を上げたい相手と会話をしたりメッセージのやり取りをしたりする時は、相手の言動をまねしてみてください。
例えば相手が顎を触ったらあなたも自分の顎を触ったり、相手のよく使う絵文字をあなたも積極的に使ったりしてみるのです。
このように言動を少しまねするだけで、相手はあなたに親しみを覚えます。
これは、専門用語で「ミラー効果」と呼ばれる心理が働くからです。そしてこの行為を、心理学用語で「ミラーリング」と呼びます。
ミラーリングは誰でも簡単に実践できる心理テクニックです。ぜひ試してみてくださいね。
(7)2人の心拍数を上げれば恋する気持ちも盛り上がる
続いてご紹介するのは、「つり橋効果」という恋愛心理学です。
胸のドキドキを脳が勝手に恋だと勘違いすることを、専門用語で「つり橋効果」といいます。有名な恋愛心理ですので、知っている人は多いかもしれませんね。
つり橋効果をリアルに活用するなら、心拍数が上がりそうな場所に相手を誘うのがおすすめです。
例えば絶叫系のアトラクションがある遊園地やお化け屋敷に行く他、一緒にスポーツをするのも良いですね。お互いにゲームが好きなら、ハラハラするゲームを2人で楽しむのも良いでしょう。
つり橋効果は、恋に落ちる前の2人はもちろんのこと、マンネリ化したカップルにも効果的な恋愛心理学です。2人の関係にときめきを追加したい時は、ぜひ積極的に取り入れてみてください。