無料の会員登録をすると
お気に入りができます

「ヨメは夫の実家を優先して」と言われました#小田桐あさぎのアラフォー人生お悩み相談

人生に悩みはつきものですが、人生でも一番惑い、悩める世代は40代かもしれません。しかし、悩むことの半分くらいは、もしかしたら自分の固定観念「こうしなきゃ、こうでなきゃ」によって自分を縛っているせいかもしれませんよ。 『「私、ちゃんとしなきゃ」から卒業する本』著者の小田桐あさぎさんに聞く「アラフォーの人生相談」。今回の相談者は「ヨメなら夫の実家を優先して」と言われてモヤっとしているようです。

恋愛・結婚

相談:「嫁いだんだから、夫の実家を優先に」と言われました

結婚して12年目になる共働き夫婦です。子どもはいません。夫は同い年、友人の紹介だったので、付き合っているときから「平等」な感じでした。お互いの実家には電車で1時間ほどの距離です。

昨年暮れに父が亡くなり、母が一人になりました。母もさみしいかな、と思い、予定がない週末や、平日も仕事帰りに寄ったりしていました。しかしコロナの影響で私は完全にテレワークになりました。自粛期間中、私は実家で1週間テレワーク、自宅で1週間テレワーク、という日々を送りました。

夫も私がいないときは自分の実家に行くなど、子どもがいないからこそ各自で好きなようにしつつ、2人の時間も確保していたつもりです。ところが、夫の実家から「今度からはドードーさん(私)にも一緒に帰ってきて」と言われました。

たまには顔が見たいのかと、一緒に週末顔を出すと、義母から「実家に良く帰っているそうだけど、こっちには顔を出さないし、嫁いだのに実家にそんなに帰るなら、こっちにも顔を出して。嫁いだんだから、そんなに実家に帰るものではない。私たちのことを優先して会いにきてほしい」と言われて面食らっています。

そんなことを言うような義両親だとは思っていなかったのと、今時「嫁いだから」って……昭和の時代のようなお話しに聞こえます。しかし、夫に話したところ「結婚ってそうゆうことなんじゃない」といわれた上に「おれらは子どもナシでも許してもらえているんだから、ありがたいと思わない?」と言われ、悔しくて涙が出そうです。子どももいないし、離婚も考えてしまいますが、離婚するほどのことではないですか?

(神奈川県・ドードー・45歳・正社員)

小田桐あさぎさんからアドバイス:人間関係の問題の90%以上は「話し合い不足」から起こる

3000人以上の人間関係のお悩みにお答えしてきました。そこで見えてきたのは、人間関係の問題の90%以上は「話し合い不足」から起きているということです。今回のケースも、話し合いが必要なのではと感じました。

話し合いにはステップがあります。

順番に解説しますね。

話し合い第1ステップ:お互いの正直な気持ちを全部出す

まず人が自分の意にそぐわない提案や要求をしてきた場合、一番最初にとるべき対応は「自分の正直な気持ちを、素直に相手に伝えること」です。今回は夫に対して「私は夫婦平等だと思ってやってきた」「母もさみしいだろうと思い気になる」「子どもを持つか持たないかは親のことと関係がないのではないか」などです。

もちろん、それで相手がそのまま「はい、そうですか」となるとは限りません。しかし、相手に自分の気持ちが伝わるまで、伝え続ける以外に方法はないのです。

ここで注意すべきは、「今時そんなのおかしい」などと、「普通」や「常識」を盾に「相手が間違っている」という前提で話さないことです。あくまでも「自分はこうしたい」という自分の気持ちで伝えること。そして例え相手が常識を盾に話をしてきても、そこではなく相手の気持ちで話してもらうことがポイントです。お互いの相反する常識や正義どうしで戦っていても、お互いに「相手が間違っている」となるだけで、議論はずっと平行線になってしまいます。

今回のケースだとお義母さんの「嫁いだんだから」とか旦那さんの「結婚ってそういうこと」などが「常識を盾に話してきている」内容に当たりますので、そうではなく「あなたはどう思うのですか?」と「相手自身の気持ち」を聞いてみてください。

そのうえで、ドードーさんがご自分の気持ちを全て正直に伝えてください。こうしてお互いの気持ちが全てテーブルに上がると、やっと話し合いがスタートできるのです。

話し合い第2ステップ:お互いに譲歩したり合意できる点をすり合わせる

一通り自分も相手も正直な気持ちや、相手への要求を全て出し切ってもらったら、お互いが譲歩できる点、譲れない点などをすり合わせていきましょう。ドードーさんも何も「二度と義実家にはいきたくない」と思ってるわけではないのでしょうから、この程度なら会ってもいい、母のことはこうしたい、などを適宜すり合わせていくのです。

オリジナルサイトで読む
記事に関するお問い合わせ