女性らしい美ボディの象徴、くびれ。ぽっちゃりさんであっても、くびれさえあれば、「太っている人」ではなく「グラマラスな人」と認定される。そう、大事なのは体重の重さでも、体の厚みでもなく、体のメリハリなのです。そこで、今回はくびれを活かした美ボディを目指す人のファッションコーディネートテクニックをご紹介します。
【スタイリストの体型カバーテクニック術】vol. 49
ワンピースはプリンセスラインを
上品なワンピースを取り入れる際は、プリンセスラインを活用しましょう。プリンセスラインとは前身頃を3分割したような縦の切り替えが施されているデザインのことを指します。縦ラインが入ることで、バストトップ・ウエストの絞りが美しい曲線を描くようになり、ムリにウエストを強調せずとも自然とキレイなくびれができます。結婚式や披露宴などの形式的なパーティシーンにも活躍できるので、ぜひクラシカルなプリンセスラインのワンピースを一着GETしておいてみては?
Iラインシルエットは、中心に斜めギャザー
シンプルなIラインシルエットのトップスやワンピース。気になるお腹周りをスッキリとカバーしてくれる優秀アイテムですが、Iラインシルエットはくびれも隠してしまうので、幼児体型っぽさや野暮ったさを感じさせる要因にもなってしまいます。ちょっとしたくびれが欲しいなと思った際は、前身頃の中心に斜めのギャザーが入っているデザインを選びましょう。ギャザーが入ることで、ウエストがキュッと引き締まって見えるようになっているので、くびれた印象を生み出せます。
ウエストマークはトップスの落ち感を意識
鉄板はハイウエストのボトムにサッシュベルトで、しっかりウエストマークするスタイル。間違いなくくびれ感は出るものの、トップスとボトムのバランスが悪いと、ムリにウエストを作りました! というような印象を持たれるうえにそれが太ってみえてしまう可能性も……。ベルトでウエストマークをする際、トップスはうなじ見せをするか、もしくはオフショルダーに近いボートネックもしくはデコルテ魅せで「落ち感」を演出すると自然で今風な仕上がりになります。
幼児体型にもうサヨウナラ!
くびれのありなしは、服の上からパッと見で確認できるパーツではありません。なので、くびれのある方はその魅力を全面に押し出し、くびれのない方は服の着こなしで上手にくびれを演出していきましょう。女性らしいカーヴィーボディを手に入れて、幼児体型からの脱却を目指して!
【体型コンプレックスをファッションで解消♪】