毎月の家計のやりくり、大変ですよね。お給料日までまだまだあるのに、「今月分がもう底をつきそう!」となることも。「家計簿でもつけてみようかな」と思い立つのは、そんなときかもしれません。
家計簿をつけている人、いない人。ママスタコミュニティに集まる、ママたちの場合はどうでしょう? 先日アップされた投稿には、家計簿をつけているかどうかのアンケート調査がありました。その結果は、いかに?
「家計簿をつけても、お金は増えない」。つけないママたちの声
調査の結果、家計簿を「つけている」ママは約52%、「つけていない」ママは約48%とふたつに分かれました。まずは「つけていない」というママたちの声を見てみましょう。
『家計簿をつけても、お金が増えるわけじゃない。何のためにやるのかわからない』
『そんな暇があるなら、働いたほうがお金が貯まる』
『だから貧乏なのはわかっている』
あきらめかなのか、開き直りなのか。ハナから家計簿をつける気がないような意見です(笑)。
「つけていない」なかには、以前はつけていたもののなんらかの理由で挫折してしまったママもいました。
『去年まではおおまかにつけていたけど、今年から”なぁなぁ”になってしまってつけていない。「つけよう」とは思っているんだけど、休みの日は仕事のストレスもあってダラダラ。箱にレシートがめっちゃ溜まっている』
レシートの山が、新たなストレスの種になっていそうです。
『以前はつけていたけど、本当にただ書くだけだった。それで毎週決まった額だけを財布に入れてやりくりするように。が、結局それだけでは足りなくなって「来週分から借りまーす」というのをやりはじめ……。今はポイント狙いで、完全クレジットカード払い。買い物するペースは変わらないので、結局ずっと同じくらいの出費』
生活費の多くをカード払いをしているというコメントも、少なくありませんでした。
『ほとんどクレジットカード払い。請求書の明細見れば、何に使ったかわかるし。そもそも家計簿ってなんのために書くの?』
「お金の流れがなんとなく把握できればOK」。気楽に実践派
「つけている」というママたちには、2パターンありました。「つけている」のうち6割は、「おおまかにつけている」というママたちです。
『アプリでつけている。食費、日用品、光熱費、服、教育費……とかに分けて書いている。さっき本屋さんで売られていた家計簿をめくってみたら、「肉」「魚」「飲料」とかの欄があってびっくりした。そこまで細かく分けられる自信がない(笑)』
今どきのママたちはこのアプリ派が主流なのかと思いきや、実際はそうでもないようです。
『最初にその月の予算を振り分けたりはしていない。どんぶり勘定で月末にどれくらい使ったか、どれだけ残ったかを表ソフトに入れている。フォーマットは自分で作った。その都度入力するスマホのアプリは性に合わなかった』
『給料日に予算を袋分けして、買い物した何日か分をまとめて記入しています。アプリは自分で計算しなくていいからラクだけど、お金を使っている実感があまりなかったので、今は手書き』
『お金の流れと、いくら貯金できているのかを知りたいだけだから、ルーズリーフに簡単に書いている』
毎月いくら使ったのかが、だいたいでもわかればOKということですね。
細かくつけている派の声から見えた、「家計簿はなんのためにつけるの?」
「つけている」のうち4割が、「きっちりつけている」というママたちでした。
『字は下手なんだけど、書くのが好き。今年はリラックマの家計簿で、来年はムーミンの。今年は旅行も行かなかったから、貯金が増えた』
『”食費”というのは同じでもレシートに内訳があるから、それを見ながら項目ごとに仕分けている。毎月の予算内に納まるとうれしい。「この黒字はこっちに移動して……」と、来月分のシートを作るときに笑みがでる。家計簿は自分で表ソフトで作っている』
細かく書き込んでいくことにカイカンを覚えるわけですね!
『「#づんの家計簿」を手本に、自分流にちょっとアレンジして続けている。最初は「全部書くなんて、面倒くさい!」と思っていたんだけど、無駄が見えるし、同じ店で食品と日用品を買っても集計しやすい。びっしり書いたのをあとから見返すのも気持ちがよくて、気づけば続いている』
「#づんの家計簿」はインスタグラムで話題になった、主婦「づん」さんの自作家計簿のこと。びっしり書き込まれた家計簿は、もはやアートのようです!