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胸キュン女子続出のカフェ…!? 冬の京都がスゴイらしいので行ってみた!

旅好きで訪れた国は50か国以上と、いつの間にか世界一周をしてしまったLuxury Backpackerの雨宮。今回は国内旅行、冬の京都特集です。昔銭湯だった場所をカフェに改築したレトロカフェやアートを楽しめるお寺をご紹介します。

女子がときめくタイルがいちめんに! レトロなカフェがたまらない

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まずは、京都で話題のカフェ。北部の大徳寺エリアにある築80年の銭湯を改築して作られたカフェ『さらさ西陣』です。ここでは京都ならではの和の趣とモダンなカフェ文化を上手に融合させたレトロ空間を味わえます。

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店内に入ると、天井も高く、意外と奥行きもありました。昔ながらの電話が残されていて、アンティーク家具などの調度品がいい感じに壁や床、タイルと融合していてとても素敵。思わず「わ〜」と声が出てしまいます。

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写真左上・低くなっている場所は脱衣所や番台だったそう。実際に使われていた鏡もそのまま残されていました。写真下・奥に進んでいくと、ときめくのはこの「和製マジョリカタイル」。お風呂場で昔から使用されていたもので、日本でもこのようなデザインタイルは珍しいそうです。男女の風呂場を隔てる壁は雑に崩されていて、それがまたいい趣を出しています。

写真右上・実際のお風呂はこの床の下に隠れていて特別に見せていただきました。テーブルの下からひょっこりと現れた湯船の意外な小ささに驚きですね! 昔お風呂だっただけあって、音の反響もいいそうで、時々、カフェでは音楽ライブも開かれるそうです。

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今回いただいたのはケーキセット950円(税込)。店内の雰囲気は和製レトロですが、スイーツはアメリカの焼き菓子を用意しているそうです。ナッツタルト、マロンチョコレートタルト、キャラメルチーズケーキなど、しっかりとした甘さを楽しめるケーキがそろっています。紅茶は京都のこだわりのブランドを使用していて、コーヒーも丁寧にドリップして淹れてくれます。

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一面に広がるタイルはとてもフォトジェニックで有名芸能人もポスターの撮影にくるほどです。写真を撮ったりと素敵な思い出写真が残せる女子旅でもおすすめの場所でもあります。

アートも楽しめるお寺へ

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続いて、ご紹介するのは洛中エリアにある妙覺寺です。ここには織田信長など、さまざまな人物が宿泊していたそうです。また千利休による茶会も開かれていました。まさしく偉人も滞在したパワースポットですね。

織田信長というと本能寺のイメージが先立ちますが、実はここは定宿で信長が京都に来た20数回のうち18回も妙覺寺に宿泊していたそうです。本能寺には実際、3回しか宿泊しておらずその3回目に本能寺の変が起こりました。もし、その時も妙覺寺に宿泊していたら……「妙覺寺の変」と時代は変わっていたのかもしれませんね。

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こちらでは冬の時期、特別に室町時代に活躍した絵師、狩野元信筆と伝わる幅約4.6m、高さ約5.9mの巨大な「大涅槃図(だいねはんず)」の寺宝も特別展示されます(1月6日〜3月18日)。

元信の展覧会は東京でも開かれ、歴代の狩野派絵師のなかでも最も高く評価されたといわれるほど素晴らしい才能を秘めた絵師です。この機会にぜひ、普段は見ることのできない作品をみておきたいものですね。色鮮やかでとても迫力がある作品でした。

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さらに、妙覺寺の見所は巨大仏画の公開制作です。制作者は、元・雑誌のアートディレクターで、岡本太郎氏にインタビューで衝撃を受け画家となった塩澤文男氏。なんと横幅12mにも及ぶお釈迦様と四天王の巨大な仏画を公開制作しています。

アートディレクターに限らず、パーカッショニストなど、さまざまな才能を持つ塩澤氏。この作品はまだまだ途中だそうで、運がよければ実際に彼が書いているところも見られます。最後には蛍光塗料を塗って光る仏画が完成する予定だそうです。お寺に光る仏画とは! 新旧の融合な感じがしておもしろいですよね。ぜひ完成後を見てみたいものです。

妙覺寺は敷地内は庭園を除いてすべて一般撮影禁止となっております。今回は特別に撮影させていただいています。

新幹線ではふわふわのオムレツサンド

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今回、2回に渡り日帰りでも楽しめるのんびり冬の京都をお届けしました。古いものと新しいものの融合、珍しいカフェ、アート観賞などのんびりと冬の京都を散策するのも、いつもと違う顔を楽しめていいものです。

最後に帰りの新幹線でのおすすめは昭和23年、京都創業の老舗パン屋さん『志津屋』 の「ふんわりオムレツサンド&ビーフカツサンド」(520円)はいかがでしょう? 京都駅内に支店もあるので購入しやすく、ボリュームもたっぷり。新幹線で食べるのにピッタリですよ。

京都は行くほどに深みが増して楽しいところです。

Information

■さらさ西陣

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