うずらの卵は茹でて調理に使うことが多い食材です。水茹でしたものも販売されていますが、茹でたてを調理する方がおいしいですよね!そこで、今回はうずらの卵の茹で時間や簡単に皮をむく方法をご紹介します。意外と知らない半熟卵の作り方も教えちゃいます!
misokko1
うずらの卵の茹で方と茹で時間
うずらの卵のゆで方は、基本的には鶏卵のゆで方と変わりません。しかし大きさが違う分、ゆで時間が変わってくることと、卵殻膜(卵の殻の内側の薄い膜)が鶏卵よりもしっかりとしているため、ちょっとしたコツであっという間に剥くことができます。
水から茹でる方法
1.うずらの卵を鍋に入れ、ひたひたに被るぐらいの水を入れる
2.火にかけ、箸で卵を転がしながら加熱し、沸騰したら2分間加熱
3.2分経ったら火を止めて、2分間放置
4.冷水にさらして、完全に冷めれば完成!
お湯から茹でる方法
うずらの卵をお湯から茹でる場合には、必ずうずらの卵を常温に戻しておきます。冷たい卵をお湯に入れると、割れてしまいます。
1.鍋にたっぷりの水を入れ沸騰させる。
2.お玉やスプーンを使ってゆっくりと、うずらの卵を鍋へ沈め、ゆっくりと転がす。
3.3分~3分半茹でる。
4.冷水に放して冷ます。
半熟にする場合は?
うずらの卵を半熟に仕上げるには、いくつかの方法があります。今回は3種類の方法をご紹介します。
1. 半熟うずら卵の基本の茹で時間
うずらの卵を半熟にゆでる場合の、時間の目安は以下の通りです。
かなり半熟……2分
黄身だけ半熟……2分15秒~30秒
白身を固めるためには2分程度の加熱をして、あとはお好みによって微調整をしてください。3分を過ぎると黄身が固まる「固ゆで」になってしまいますよ!
2. 少量の水で時短!半熟レシピ
うずらを半熟にゆでるときに少量の水で仕上げる方法をご紹介します。
1.うずらの卵のおしり(まるい方)に軽くヒビを入れる
2.フライパンや小さい鍋にうずらを入れ、水大さじ2杯を卵にかけるように入れる
3.ふたをして強火で2分半加熱。氷水をいれたボウルにさらす
3. うずらの卵で「温泉卵」
1.マグカップなどをあらかじめ温めて、沸騰したてのお湯を注いでおく
2.ゆっくりとうずらを入れ、ラップをし5〜6分放置
3.冷水で冷まして完成!
うずらの卵が常温の場合は、3〜4分程度で取り出すようにします。室温や気温によって、時間の調整が必要ですが、簡単に茹でる方法のひとつですのでお試しください!
うずらの卵でもトロットロの温泉卵を作ることができます。鶏卵よりもずっと短い時間でできますし、たんぱくな味わいですよ!サラダのトッピングやお蕎麦の付け合わせなど、さまざまな料理に使えます。
茹でたうずらを簡単に殻をむく方法
うずらの卵は簡単にむく方法がありますよ!
1.ゆであがったうずらの卵を、密閉容器に入れる(蓋つきのお椀などでもよい)
2.上下に20回程度ふる(この時の衝撃でうずらの卵の表面にヒビが入る)
3.2を水にさらす(からと卵の間に水が入る)
4.うずら卵の丸みがある方からむき始め、卵殻膜が切れないようにらせん状にむく
うずらのゆで卵活用レシピ3選
1. かくれんぼ卵のチーズスフレ
ふわふわのチーズスフレの中には、うずらの卵1個が丸ごと隠れています。ニンジンやセロリなど野菜がたっぷり入ったふわふわのスフレはそれだけでとてもおいしいのですが、うずらの卵を見つけたときには、思わずテンションが上がってしまいそうです!ぜひ、焼きたてのアツアツ状態で召し上がってくださいね!
2. うずら卵のスコッチエッグ
うずらの卵で作るスコッチエッグは、お弁当にちょうどよい大きさです。ハンバーグのタネを多めに作っておいて、少量をスコッチエッグ用にしてもいいですね。スコッチエッグは切り口がかわいいのも特徴ですので、黄身がまん中に来るように、卵をゆでるときには丁寧に菜箸で転がしながら茹でてください。
3. うずらの卵の竹輪&豚肉ダブル巻き
うずらの卵をちくわと薄切り豚バラで巻いて、たれ焼きにしています。ちくわは、縦半分に切ると、ちょうどうずらの卵をひと巻きできる大きさです。豚バラのジューシーな脂とみそだれが、うずら卵に絡んでとてもおいしいですよ!お弁当のおかずにも、おつまみにもなるひと品です♪