とっておきのアクセサリーや、お気に入りのカトラリーなど、大切なものは同じく大切に思える箱にしまう。そんなふうに使いたくなる、すてきな無垢材の小物収納を見つけました。「こいずみ道具店」が手がける、目にするたび、手に取るたびにうれしくなる美しい収納道具をご紹介します。
こんな道具に囲まれて暮らしたい。こいずみ道具店の小物たち
「こいずみ道具店」は、東京都国立市にある小さなお店。家具デザイナーの小泉誠さんが手掛けた、生活に関わる道具を販売しています。木や陶磁器に、紙、ガラスのほか、錫(すず)や石といったものから作られた日用品もたくさん。どれも素材の質感がそのまま活きていて、シンプルでさりげないのに存在感があり、強く惹きつけられます。もしも自分の家に迎えることができたら、毎日大切に使いたい。そんなふうに思う道具ばかりです。
今回ご紹介するのは、無垢材などの木を使った小物の数々。温かな雰囲気と、どこか凛とした印象をあわせもったものが多く、自然素材がお好きな方にも、モダンでクールなものが好みという方にもおすすめですよ。
片付けられる物も喜びそう。並べて使いたい『chiffon』
ひとつめは、小物入れの『chiffon』。それぞれカリン、メープル、タガヤ、ケヤキでできた器の4段のセットとなっています。コンパクトで、ピアスや指輪などを入れるのにぴったり。木目にアクセサリーが映えそうですね。文房具が好きな方は机の上に置き、小さな消しゴムやクリップなどを整理するのにも使えそう。蓋がついているので、重ねたときに一番上にしたケースから中身がこぼれ出てしまう心配はありません。
素材によって異なる4色の器。重ねたり、横に並べたりと、置き方でいろいろな表情を楽しんでください。
chiffon 4段 53φ×H122 5,616円(税込)
なにを入れてもさまになる。『春慶 見立二段重』
次にご紹介するのは、『春慶 見立二段重』。飛騨の伝統工芸である春慶塗りを施したお重です。春慶塗りには、ほかの漆器のような黒や朱の色漆ではなく、透明の透き漆を使うことで、天然の木目を際立たせられるという特徴があるそう。この二段重も、落ち着いた艶のある墨や朱の側面に木目が見えて、とても美しいですね。
お重として使うのはもちろんですが、普段の食卓に出す器としてお菓子などを盛ってみれば、よりおいしく感じられそう。直径12cmほどで容量もあるので、大きめなブローチなどのアクセサリーの収納として贅沢に使うこともできます。
春慶 見立二段重 墨 / 朱 φ123×H99 19,440円(税込)
ひとつだけでも、重ねて置いても素敵な『匣(はこ)』
続いては、シンプルな木箱、その名も『匣』。このシンプルさゆえに、素材そのものの色や木目が際立っています。ひとつだけで置いておくのも素敵ですし、写真のようにいくつかを重ねて使えば、また違った雰囲気になりますね。
文具、郵便物、箸やカトラリーなど入れるものの大きさと、組み合わせ方も模索して作られたそう。書斎で文箱として、キッチンの小物収納として…といろいろな場所で活躍してくれそうです。
匣180 W180×D250×H38(内寸W166×D236×H29)9,180円(税込)~
匣250 W250×D360×H38(内寸W236×D346×H29)12,960円(税込)~
仕切り70 W70×D235×H16 2,700円(税込)~
仕切り100 W105×D165×H16 2,700円(税込)~
形から素材に思いを馳せる『果実盆』
最後は、こちらの果実盆。かわいらしい丸みのある形…というだけではありません。どれも、素材に使っている木の葉や実の形を模したプレートなのです。手にとるたびに木を身近に感じられ、使い続けるほどに愛着が増していきそうです。
食卓やリビングで小さなお盆としてカップとお菓子を並べたり、そのままお皿代わりにしたり。ペンや鍵などの小物の置き場所としても素敵ですよ。
商品サイズはHP参照 各3,024円(税込)
商品は東京国立市の店舗で購入できるほか、電話・FAXでも注文を受け付けています。
とっておきのものを入れるときにも、片付けるときにも、ほっとやさしい気持ちになれる。そんな木の質感を感じる素敵な小物収納をお部屋に迎え、日々の暮らし楽しんでみてはいかがでしょうか?
photo / こいずみ道具店
こいずみ道具店
東京都国立市富士見台2-2-31
※JR南武線「谷保駅」より徒歩5分。
JR中央線「国立駅」より徒歩18分。