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チームナックスは「全員がパンダ状態」? 5人が結成21年目の愛、語る

エンタメ

大学時代、北海道で結成されてから20年余り。メンバーそれぞれに、さらなる進化を続けているTEAM NACS。そんな5人に、それぞれのナックス愛を語っていただきました!

「もともと受け身なんだと思います。ただ、納得しないことには首を縦に振らない。芯は頑固で、それを囲むようにして、柔軟な素材をいろいろ取り揃えている感じです」

その芯にあるものとは、芝居への情熱だ。

「演出家の飴屋法水さんや小川絵梨子さんを筆頭に、芸術のために人生のすべてを注いでいるような方々と一緒に仕事をして、自分もそっちに行きたいと思ってしまったんですよね。ただ、そこについていくためには、一切の嘘も妥協も許されない。生半可な覚悟はダメなんだと学ばせてもらいました」

目前に迫った3年ぶりとなるナックスの公演も同様。相応の覚悟をもって臨んでいる。

「他の作品と違うのは、メンバーやスタッフに対しての評価も全部ひっくるめて、自分のこととして感じるんです。それだけに覚悟の度合いは強まりますよね。21年かけて培ってきたものを見せられたらと思っています」

チームナックス 北海学園大学時代に結成された演劇ユニット。第16回公演『PARAMUSHIR~信じ続けた士魂の旗を掲げて』は4月1日まで全国6か所を回り、上演中。

もりさき・ひろゆき 1971年生まれ。北海学園大学時代にチームナックスを結成。リーダーを務め、多くの作品の脚本・演出を担当。2008年よりHBC『あぐり王国北海道NEXT』に出演。
やすだ・けん 1973年生まれ。2008年放送のNHK連続テレビ小説『瞳』に出演し、注目を集める。今年は映画『不能犯』や『北の桜守』『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』などに出演。
とつぎ・しげゆき 1973年生まれ。映画やドラマ、バラエティ番組を中心に活躍。現在、『電影少女‐VIDEO GIRL AI 2018‐』(テレビ東京)に出演中。映画『恋は雨上がりのように』は5月25日に公開。
おおいずみ・よう 1973年生まれ。3月には海賊船船長役で声の出演をした『映画ドラえもん のび太の宝島』が、5月には主演映画『恋は雨上がりのように』が公開。他、多数映画の公開が控えている。
おとお・たくま 1976年生まれ。大学在学中にチームナックスに最年少メンバーとして参加。昨年末のドラマ『陸王』や公開中の映画『祈りの幕が下りる時』など話題作に次々出演している。
写真左から、安田さん・スリーピーススーツ¥94,000(麻布テーラー/麻布テーラープレスルーム TEL:03・3401・5788) 森崎さん・すべてスタイリスト私物 大泉さん・ジャケット¥57,000 パンツ¥28,000(共にCalvin Klein Platinum/オンワード樫山 お客様相談室 TEL:0120・586・300) 戸次さん・スーツ 参考商品(HIROKO KOSHINO homme collection/RENOWN PRESS PORT TEL:03・4521・8190 ) 音尾さん・スーツ¥82,000(サイコバニー/ジョイックスコーポレーション TEL:03・3486・1573) その他はスタイリスト私物
※『anan』2018年3月7日号より。写真・伊藤彰紀(aosora) スタイリスト・九(Yolken) ヘア&メイク・西岡達也(ラインヴァント) 白石義人(ima.) 横山雷志郎(Yolken) 文・新田草子 保手濱奈美 重信 綾 河野友紀 望月リサ
(by anan編集部)

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