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見て、焼いて、楽しめる。クッキー型博物館「sacsac」で遊び心あふれる型に出会おう

旅行・おでかけ

小さな頃に初めて作ったお菓子が、型を抜いて焼いたクッキーだったという方も多いのでないでしょうか?京都にあるクッキー型の博物館「sacsac」では、ほかにはないユニークな形のクッキーの型を購入できたり、オーダーメイドの型が作れたり。お馴染みのクッキーをより楽しいものにしてくれるお店なんです。

こんなの初めて!のクッキー型の博物館

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「sacsac」は京都にある小さなお店です。売っているものはクッキー…ではなく、クッキーの型。多くの人にとって身近なクッキーを通して、ものづくりを楽しんでもらいたいという思いから、芸術・文化・歴史・民族といった珍しいテーマをモチーフにしたさまざまなクッキー型を作って販売しています。その数は現在380種類以上と、まさに博物館のようなラインナップ!店内にはその型のほとんどが展示され、焼きあがったクッキーの写真と、その型のモチーフになっているものについての説明が添えられているそう。中には焼いた後のサンプルもあり、一つひとつ手に取ることができます。たくさん集めて、いっぱいクッキーを焼きたくなってしまいそうです。

変わったクッキー型がいっぱい!

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sacsacには、ほかでは見たことがないようなユニークなクッキー型がたくさんあります。たとえば、左の写真のクッキー生地を見てください。土器に、はにわに、定礎…って渋い!これらは古代や日本の歴史を表現したクッキー型です。
また、音楽というテーマでは、ピアノやヴァイオリンのようなお馴染みの楽器だけではなく、和太鼓やハープのクッキー型も。さらに写真右のようなベートーヴェンや、バッハといった作曲家の似顔絵をかたどったものまであります。
こんな遊び心あふれる型を使ってクッキーを焼き、歴史好きな人や音楽好きな人に贈ったり、お茶会などで出したりしたら話が弾みそうですね。

定番の形からは「学び」も

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もちろん、変り種だけではなく、定番らしい型もいろいろと取り揃えられています。
今の季節なら、梅や桜などのお花の形がぴったりですね。sacsacの梅の花の型の説明によると、平安時代に「花」というと梅の花を指したというぐらい、古来から日本の人々に愛されてきたそう。もとは中国からもたらされ、中国語で「ムエイ・ンメ」のような発音だったため「ムメ・うめ」と聞こえ、梅という名が定着したのだとか。説明にはそんな豆知識も記載されていて、読み進めるのも楽しくなってきます。

自分のイラストや写真がクッキー型に!?

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さらにsacsacではオーダーメイドも受け付けていて、ひとつしかない自分だけのオリジナルの型を作ることができます。
最大の特徴は、型の外枠の形だけではなく、内側の模様まで決められること。そのため、イラストや写真をクッキー型にすることもできるのです。結婚式などの新郎新婦の写真を型にしたら記憶に残るクッキーが作れますね。
また、ユニフォームの形をしたクッキー型に好きな文字や番号を入れられるセミオーダー式のものもあります。スポーツチームのみんなでそれぞれの背番号で作ったらとっても盛り上がりそう。

これらのクッキー型の購入やオーダーメイドは、実店舗とオンラインショップで可能です。
お店は不定休なので、実際に向かうときには事前に電話かHPから予約をしておくと安心。
オーダーの型は、注文から到着までに平均で7日ほどかかるそうです。型を作る際のイメージとなるものが写真の場合は確認も入ったり、お店がイベント出展などを行っている時期はもう少し時間がかかることもあるようなので、余裕をもって注文できるといいですね。

sacsacのクッキー型があれば、小さな頃にクッキーを焼いたときのように、もしかしたらそれ以上に、ワクワクするお菓子作りの時間を過ごせるのではないでしょうか?ぜひ一度、お店をのぞいてみてください。

photo / sacsac

sacsac
京都市東山区北御門町274

http://sacsac.buyshop.jp/
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