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海外のキッチンに学ぶ!憧れのモノトーンレイアウト15選

「おしゃれなモノトーンキッチンを目指しているのに、何だか地味…」「もっとセンスがほしい!」そんなときは、海外のキッチンレイアウトを参考にしてみましょう。シンプルから個性派まで、さまざまなテイストのインテリア実例をまとめてご紹介します。

茂山 夏子

海外のキッチンから学ぶインテリア術

DIYに役立つアイテムが100円でも手に入るいま、キッチンも自分好みにカスタマイズする人が増えていますよね。なかでも、シンプルでかっこいい「モノトーンキッチン」は、アイテムが揃えやすく、DIY初心者にも人気のテイストです。

しかし、黒・白・グレーで構成されるモノトーンキッチンは、何だかほかの家庭のキッチンと同じような見た目になりがち……。シンプルだからこそ、個性を出しにくいテイストでもあるんですよね。

そこで今回は、オリジナリティ豊かな海外のモノトーンキッチン実例をまとめてご紹介します。【シンプル派】【個性派】とジャンルを分けてまとめましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪

【シンプル派】モノトーンキッチン8選

シンプル×クールなテイストのなかに、キラリとセンスが光るキッチン。ポイントは、アイテムのデザインパターンをすべて不一致にしている点です。あえて異なる柄同士を組み合わせることで、他者と被らない、オリジナリティが光るモノトーンキッチンに近づきますよ。

モノトーンをベースに、ナチュラルな素材を取り入れたキッチンです。調味料の容器は、ラベルのない瓶に統一してスッキリと。また、明るいカラーのアイテムを上に置く(暗い物は上に持ってこない)ことで、開放感を生み出しています。このように上部の空間にゆとりを作ると、天井が高く見えます。

お気に入りの器を飾ったシンプルなキッチン。目に入れたい物だけを置き、ほかの道具はすべて収納棚に隠しています。キッチン自体は無機質なデザインですが、温かみのある器とホーローのやかんが目立ち、心がほっと落ち着くような空間に仕立てられていますね。

お気に入りのイラストとお皿を目立たせた、モノトーンキッチンです。キッチンとは関係のない雑貨が多いものの、空間を3つに分け、上部と下部には余計な物を置かないことで、全体的にスッキリとした印象にまとめています。

キッチンの壁をブラックボードシートでDIYしたインテリア実例です。ベースのキッチンはかなり小ざっぱりとしていますが、煉瓦風のウォールステッカーやウッド調のアイテムを置くことで、家庭的な温かさを生み出していますね。

フライパンや鍋を吊るして収納した、利便性の高さと美しさを兼ね備えた"インダストリアル風"のモノトーンキッチンです。少々コーディネートがむずかしそうなオーク×ホワイトの組み合わせですが、使いこまれた調理器具のカラーと木目色を見事に調和させています。無骨な印象を引き立てるペンダントライトもおしゃれです。

白を基調とした、フレンチカントリースタイルのキッチンです。ステンレスのキッチンアイテムは女性的なテイストとマッチしにくいですが、エレガンスなシルエットの照明で上手に統一感を出しています。華やかなファブリックを敷くだけで、キッチン全体が明るい印象になりますね。

とにかく食器が多いキッチンですが、窮屈さはなく、むしろ開放的!壁と食器の色を調和させているので、"物を置いている感"がなく広々として見えますね。上部・中央・下部で色合いが統一されている点も、スッキリまとまって見えるポイントです。

【個性派】モノトーンキッチン7選

コンクリートむき出しの無骨なカウンターに、シックなブラックのライトとシェルフ。しかしひと際目をひくのは、ピンクのかわいいお鍋と子豚の写真、オレンジのお花ですね。少し上級者向けではありますが、このように一見不釣り合いなカラーアイテムでアクセントをつける技も◎

ホワイトをベースに、フレンチシャビーテイスト(ヴィンテージ感のあるカントリースタイル)でまとめたキッチンです。シャビーならではの味を出しつつも、壁や床は塗装を剥がさず、キッチンらしい清潔感を残しています。

こちらもシャビーテイストのモノトーンキッチン。ですが、ペンキを剥がしてヴィンテージに仕立てているわけではなく、自然なくすみによってレトロな雰囲気が生まれています。青いペンで手書きされた調味料入れがいい味を出していますね。

シルバーを基調としたスタイリッシュなモノトーンキッチン。シャープなシルエットのアイテムを多く配置し、男性的な空間にまとめています。収納棚下段に置かれている鍋をよく見てみると、底にバットが敷かれていますね。細かいところにきちんと感が表れています。

ホワイトアッシュをベースカラーにしたミニキッチンです。こぢんまりとしたスペースですが、必要な道具はきちんと揃っていて、散らかっている印象も受けませんね。

やはり大切なのは、色の統一感と配置場所。濃い色の物は下に、明るい色の物は上に、さらに物を置かないスペースも作ることで、スッキリとした開放感が生まれます。

もはや美術館のような個性派キッチン……!おしゃれなモノクロ写真に目が行きますが、よく見てみるとヘラやお玉、ナイフなどの調理器具もまるで展示物のように壁に飾られています。

日本では受け入れられるかきわどいなスタイルですが……毎日使うキッチンだからこそ、思い切って大好きな趣味に寄ってみるのもアリかもしれません。

アンティーク家具を取り揃えた、クラシカルテイストのモノトーンキッチン。ピカピカのオーブンとモダンなチェアー、錆びた鉄皿とボロボロの照明。この対比が怪しい雰囲気を出していて、何だか見ているだけで胸がドキドキしてしまいますね……。キッチンとしては落ち着かない気もしますが、枠にとらわれないオリジナリティを見習いたいです!

モノトーンでも個性は出せる!

いかがでしたか?なかには「これは家じゃ真似できない!」というインテリアもあったかもしれませんが、少しでも参考にできるようなアイデアが見つかりましたらうれしいです。

オリジナリティあふれる海外のモノトーンキッチンを参考に、ぜひご自宅のキッチンも楽しくリフォームしてみてくださいね♪

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